主PCのSSD化。

 DELL Precision M6700のSSD化を実施した。
 治らないKP41病の発症の瞬間を何度か目撃した際に、HDDアクセスランプが消灯しなくなったり実行中のアプリケーションが複数フリーズ状態になったりと、メモリやHDDの高負荷がトリガーではと疑わせる状況があった。
 メモリは8GBのボードを4枚差しで32GBを実装しているが、それぞれ1枚のみ取り付けての稼働試験ではどのメモリでも発症したので原因から除外した。
 後はHDDだが、純正HDDから換装していたHGST製はHDDとしてはパフォーマンスが上位のものでこれ以上の製品は他のHDDメーカーからも提供されていない。
 それでとうとうSSDへの換装に決めた。ちょうどつい先日1GB容量で40,000円を切るSSD製品の販売が始まったとのニュースもあった。これまで主PCのHDD換装では必ず従前のHDDより大容量のものへの換装をしてきたが、M6700は既に1TB容量のHDDであり、これ以上の大容量はHDDであっても高額であることから1TBのままとする。
 予算は先日医療機関から返金されてきた医療費の還付分がちょうど同等の金額であるため、これを使うことにした。
 予算に合致したのはSunDiskのSD7SB7S010T1122。購入はAmazonからで、納期遅れで2週間ほど待たされ一旦キャンセルして再注文するなどちょっと手間取ったが、ようやく到着した。
 現行HDDのHTS721010A9E6300からSSDへのデータ移行は例によって愛用のDriveWorks10で実行。パーティション操作からバックアップ、ディスクコピーまでこれ一つで何でもこなせる万能アプリケーションなのに、なぜWindows10では動かないのか…。
 換装前後のパフォーマンス比較は以下の通り。
 こちらがHTS721010A9E6300。

 そしてSD7SB7S010T1122。

 圧倒的である。
 起動テストをしてみてもWindows7そのものの起動時間は半分以下に、そしてログオン後の各種アプリケーションのスタートアップもかなりの高速化(メモリ展開に要する部分はともかく)となった。素晴らしかったのはOutlookExpressを動作させるために使用しているVirtualPC上のWindows2000やXPで、これまではそれぞれデスクトップにたどり着くまでHDDが回りっぱなしで5分10分かかるのが当たり前だったのに、VPCを並行起動しても実質1分程度で済む。
 Windows7のエクスペリエンスインデックスで最も遅いのがK4000Mとなった。
 
 しかし…SSD換装後に、残念ながら不具合が相変わらず発生することを確認してしまった。
 やはり保証期間満了前に修理しかないのだ。
 発送準備も症状説明も面倒くさいがあきらめろ、俺よ。