VAIOのSSD化。

 DELL M6700の不意の再起動という不調を改善できないまま、長期間が経過している。
 オプションのビデオカードK4000M、メモリ、拡張ドッキングステーションや省電力設定やACアダプタ等、ユーザサイドで可能な範囲で調査・切り分けを行ってきたが、どれも解決には結びつかなかった。
 どうやらメーカー修理に送るしかないようだ。
 自分の目の前で再起動が発生することは少ないが、現場を抑えた時の状態を見ると単なるブルー・スクリーンエラーというわけではなく、どうやらいくつかパターンがあるらしい。
 突然全ての操作に応答しなくなり、数秒後にブルースクリーンエラーが発生する場合。
 もうひとつ、操作には応答するが、使用中のアプリケーションに関するメモリエラーダイアログが順次表示されていき、最終的に強制電源断をせざるを得なくなるパターンもあるが、どうやらこれも長時間放置された状態だと先のブルー・スクリーンエラーにたどり着く様に思われる。
 この辺、うまく状況を伝えられればいいが。
 それにしてもまずHDD初期化で帰ってくることに備えて、環境のバックアップを済まさねば。
 
 一連の流れで俄然主力機として重要度を増したVAIOであったが、スペック的にはモバイル用途でありM6700をそのまま代替することは困難だ。モニタサイズが1366*768でとても広いとは言えず、メモリも最大8GBでM6700の 1/4だけ。これらはどうにもできないが、HDDのアクセス速度は交換で改善できる。
 安いSSDに交換すれば、また車載用途に戻した時に耐衝撃性が確保できるなどメリットも大きい。
 AmazonTranscendのSSD370Sを注文し2日で納品。標準搭載のHDDからDriveWorks10とUSB-SATAアダプタを介してSSDへイメージコピーし環境を移植した。



 交換前後でパフォーマンスはスコア上は劇的に、体感的には若干向上した。
 Windows7の起動は速くなったし、放熱ファン以外に駆動音がしなくなった。
 しかしまぁ…M6700に代わるものではなさそうだ。