式典スタッフ。

 今日は朝から文化の日関連の式典イベントのため出勤。
 合間に、市民ホールで開催されている地元キヤノンクラブメンバー主催の写真展に父親が出品しているとK君から聞かされる。仕事が終われば行ってみようかと思わないでもなかったが、一旦職場を出てアパートに入ったら外出する気など絶対に消え失せるだろうと考え直す。
 K君はウチの広報誌をほぼ独りで制作している有能な編集者で、写真撮影もこの仕事に就いてから始めたそうだ。しかし俺が一眼レフの使い方を1ヶ月ほど教えた後は素晴らしい勢いで腕を延ばしていき、この数年は毎年一回の業界誌全国コンクールで総合・写真で優勝を何度も取るようになり、もはやセンスも技術も俺の及ぶところではない。
 むしろ彼がキヤノンクラブに入って活動すればどうかと思ったのだが、そこまでの自信がないので無理ですとの返事。自信どころか実績があり過ぎるのに…。