ソフトウェアライセンスを守るために金を払う。

 今日は県都での研修に参加。企業・団体でのソフトウェアライセンス管理、いわゆるSAMについての講演だった。結局はライセンス条項を尊守するためのシステム導入へと話が転んでいくわけだ。
 ウチでは幸いにして主力業務系のベンダから、試用扱いである程度の規模を持つ資産管理システムを提供してもらっているが、管理できるのはWindowsクライアントのみ、アプリケーションもGUIDを持ちWindowsのアプリケーション用DBに登録されたもののみ把握が可能というような制限がある。もちろん主要なアプリケーションでは問題ないが、業務とシステムの小さなギャップを埋めるために使うフリーウェアにはインストーラがなく実行ファイルを直接叩くようなものがまだ多い。
 ウチのシステムは例に漏れずWindows系だが、そもそもWindowsサーバというか、Windowsにアプリケーションや実行ファイルの導入状況・稼動状況をロギングする仕組みが標準で組み込まれていればいいと思うのだが。
 自社プロダクトの課金管理を、追加費用をユーザ負担でやらせようとするのは間違いではないか…。
 
 実は研修があることをすっかり忘れていて、移動用の車や通行チケットを予約していなかったため止む無く自分のブリットで向かった。往復だと数千円消えてしまうのでこのミスはとても妻には打ち明けられそうにない。
 ただ、研修が終わるのが遅く終業時間後だったので、そのまま県都で気兼ねなく自由行動へ。ブリットでなく社用車だったらこうは行かない。
 ボスから新たに構築するニュース番組編集システムのサーバに使うためDELLのカタログを入手するよう依頼されていたので、100満ボルトからヤマダ電機まで一回り。残念ながら(予想通り?)DELLを扱う店舗が少なくカタログもなし。代わりに自分用のThinkPadのカタログを集める。昔に比べると機種ごとの写真があしらわれて派手さが増した分、本当に必要な機能や構成、オプションの情報が不十分になって読みにくい。DELLのカタログの方がまだ読みやすいのでは。
 
 所用が終わり、N氏と今度の旅行の打ち合わせでも…と思ったが、明日も早くから休日出勤、その後はT氏・NU氏と飲み会でまた県都に出てくる予定もあり、帰宅が遅くなるのもつらい。N氏宅前に彼の車がなかったので、そのまま撤収。