完全モバイル環境の中核として。
噂に聞く激安ウルトラモバイルPC、ドンキホーテの「NANOTE」が昨日発売になったと聞いて、最寄りのドンキホーテへブリットを走らせた。
不要不急?いやいや。売り切れ必至だからね。
7インチノート・タブレットリバーシブルで20,000円て、これから先多分もう出てこない。
店舗に着いたのは午前11時頃。
いつものドンキと違って人の気配が少ないが、コロナウイルスなど全く気にしない、マスクもしない客達がいるが、やはりいつもの混雑は見られない。
まぁそんなことを見物しに来たわけじゃない。あの迷路のような店内を抜けてデジタル家電コーナーへ。
しかしディスプレイケースは割とスカスカで、NANOTEは見当たらなかった。
やっぱり開店と同時に売り切れたか…。折角来たのにと本気で落胆する。
もしかして他に別枠で陳列されていないだろうかと周辺を徘徊し、ドンキによくいるキレイ目の女の子達から怪訝な視線を受けてしまう。
後ろを振り返るとどうやら同じ目的で来たらしいご同輩が2人、見つからないNANOTEの影を追って虚ろな視線を漂わせていたが、しばらくして諦めたのかフラフラと姿を消した。
デジタル家電コーナーを繰り返し捜索したが、POPの一枚もない。そもそもNANOTEが一度でも陳列されたような気配がなかった。
地方の店舗には入荷しないのだろうか。最悪、取り寄せしてもらえればいいのだろうが、ドンキって取り寄せ注文できるのか。
ていうかスタッフに聞いたら早いじゃないか。
そう思い付いて広い店内をあちらこちらと探し回るが、人の気配がしたかと思えば全て客。サービスカウンターにも誰もいない。
コロナ感染対策でスタッフも半舷休息状態なのかもしれない。探している途中に俺自身も何度か店員と見間違えられ声を掛けられた。
店内を2周ほどして、衛生用品コーナーでやっと陳列中の女性スタッフを発見。
BBKEY2でドンキ公式サイトの商品記事を見せながら「昨日からNANOTEって小さいパソコン発売してるって聞いたんですが」と尋ねると、インカム越しにバックヤードへ在庫を照会してくれた。
入荷はしたがまだ陳列が追い付いていなかったらしい。
「えと、あるなしじゃなくて、買われるんですよね?」
「あっはい、買います!」
「サービスカウンターに届けさせますんでそっち行っててください」
無事購入できたNANOTE。
意外と重い。そしてチャチい。
これがまともに運用できれば、ThinkPad535以来、今度こそ夢の完全モバイルPC環境を再構築できる…ハズ。