ツィーター交換。

 長年に渡りブリット乗車中の音楽再生に活躍してきた音楽プレイヤーCreative Muvo2FM改(32GBのCF換装済)だったが、それでも容量が不足気味になってきたことと、近年新たに登場したファイル形式が再生できないことが気になり、SONY製MW-A26HNを入手しリプレースしたのは2月のことだ。
 MW-A26HNはハイレゾ音源を再生できることが特徴だが、ブリット側の再生環境は追い付かないままだった。本来JZX110W系で購入時に選択できた音楽再生環境はいずれも外部入力を備えていなかったため、納車後しばらくしてからTVチューナーに外付けの外部入力ハーネスを接続、そこにRCA外部入力を2系統備えた韓国製のワンセグチューナーを介してMuvo2を使用していたのだが、果たしてどれだけ信号が劣化しているか。それにスピーカーは純正のままだ。
 先月、1JZ-FSEのカーボン除去のためHKSのDDR使用後のオイル交換でJmsに行った際、ワゴンセールでAlpineの交換用ツィーターユニットDDL-R251Tが叩き売りされていたので購入してあった。その後交換しようとする意欲が高まるまで…つまりやる気がなくて…ずっと放置していたのだが、昨日今日と幸いに好天だったためいよいよ交換作業を行うこととした。
 下準備としてJZX110系のフロントドアの内張りの取り外し方法や各スピーカーの配線などを調べてiPadで参照できるようにし、いざ着手。
 まず助手席から開始。何らかの理由で今日作業を完了できなかった場合、内張りは再取り付けしないまま数日放置する可能性がある。もし運転席側から行って完了できなかったら、その間センタードアロックスイッチが使えなくなることになる。

 実際にやってみると内張りは簡単に取り外せたが、ツィーター自体は残念ながら無加工での取り付けとはいかなかった。ドア内側前方にあるハーネス集約ソケットから抜いたツィーター用ハーネスはツィーターそのものにはんだ付けされているため、ハーネスをどこかで切断してDDL-R251T添付の「ネットワーク」と呼ばれる専用ハーネスを間に挟む必要がある。
 ソケットコネクタ直前のケーブル各3本をはんだ付けしてあった箇所で切断しソケットコネクタを純正ツィーターから分離。ソケットコネクタにはツィーターへの配線としてホームセンターで購入してきた7A容量のコンセント用コードを10cm程度に切断しその一端を先程切断した位置へはんだ付けし直した。残りの一端には専用ハーネスと対になるようにギボシを噛ませ、簡単に脱着できるようにして今後現状復旧が容易に可能なようにしてみた。

 確かST-182カリーナEDのツィーターを社外品(確かD君から譲ってもらったADDZESTブランドだった気が)と交換した時もそうだったはずだが、純正ツィーターはバックプレート中央にネジ穴が開いており、丁度ドアミラー基部の内側にボルト止めされたブラケットにネジ止めされていた。今回ブリットの純正ツィーターも全く同様の取り付け方だったのだが、DDL-R251Tのバックプレートにはそのようなネジ穴はない。脱着可能にしておくため、不本意ながら両面テープによりブラケットへ貼り付けるに留めた。

 内張りの再取り付け前に再生テストを実施。助手席と運転席それぞれのツィーターの音質を比較すると、DDL-R251Tの方が少し音圧が強い印象だが思ったほど高音は強調されなかった。正直期待したほど効果は感じられない。カリーナEDでADDZESTに交換した時はスコーカーを追加したくなる程高音が明確になり同乗した誰もが交換したことに気付くくらいだったのだが…。
 ま、俺の耳が加齢で高音を聞き取りにくくなったのだろう。
 運転席側の作業も終えたのは陽が落ちた後になった。
 
 今回は作業対象外だったから無視したが、ドア内の主スピーカーはドアフレームにリベット固定だった。あれ交換する時どうすればいいんだろうか?。