百度はクソだよ。

 Baidu IMEの情報無断送信の話がマスゴミで報道されるようになった。多分3日も続かないと思うが。
 以前何かのフリーウェアのインストーラが途中で抱き合わせインストールを薦めてきたことがあったが、その可否の選択画面では「Baidu IMEをインストールしま」でチェックボックスコメントが打ち切られていたのだ。「します」なのか「しません」なのか読み取れないその出来の悪さを自分も初めは笑っていた。海外言語版のWindowsアプリケーションを翻訳する際にフォームのコントロールサイズの最適化をしないで言語の翻訳だけした時に文字列の欠けや不適切な改行などが起きているのは昔からよくあったことで、中国では国の資本まで入っているポータルサイト事業者の百度もソフトウェア制作では素人同然だなと思ったのだ。
 だがしばらくして、これは故意に読み取れなくしてあるのではと考えるようになった。というのは日本語版の開発元は日本国内でテストが行われていると聞いたからで、「かな」が読めない中国人がテストしているわけではないのなら、いつまでもこんな表記誤りが放置されるわけはない。
 それに古くは中国製コンピュータウィルス駆除アプリケーションやLenovo製PCのバックドア問題もあって中国政府が関与する企業のソフトウェアなんぞ信用する方がおかしいのだからと考えなおし、それ以降はBaiduなどの抱き合わせインストールが行われるアプリケーション自体使わないようにして来た。
 しかし職場のWindowsクライアントPCでは特に中国製アプリケーションの動作の制御はしていなかったので、前の職場のI君にも稼働端末の検出と駆除をするよう連絡した。この年末年始の休みの間に確認作業を行うとのこと。
 Baiduは白々しくバグにより送信拒否状態でも送信する状態だったので修正したとアナウンスしたようだが、相当量のデータが中国に抜かれたんだろう。
 またもっと手口が巧妙になるかも知れない。
 何せ中国製のアイロンに、通電すると同時に周囲のノーガードWi-fiスポットに自動接続してウイルスを巻く基板が仕掛けられていたのが見つかったという何かの冗談にしか思えない話があるくらいで。