ワンセグテレビSEGNITY。

 次に、折り畳みコンテナの安い奴がないか探しにDQNホーテに立ち寄った。
 コンテナは見当たらなかったが、車載ワンセグチューナーがないかと家電コーナーの奥の商品棚を漁っていて、他の商品のPOPの影に置かれている何かに気がついた。
 ワンセグテレビ「SEGNITY」。


 非常にコンパクトで、車載ではないがワンセグがないIS02の代替として、普段持ち歩きに使えそうだと思いそのまま購入してしまった。3,000円なり。
 さて、帰宅してから開封して試してみる。
 電源はUSBまたは単4型乾電池4本。パッケージにはeneloop推奨と記載されている。意味もなく専用電池にして電池の寿命=製品寿命になっているようなデジタルガジェットが多い中で、もうこれだけでポイントが高い。
 また、電源はスライドスイッチ。これも、1秒押し続けて電源Onなどといった応答性に欠けるような最近の流行りと違って使いやすい。操作ボタンも大きく、またレスポンスが極めて良くて操作が快適。
 肝心の映像と音声は全く必要十分な品質。液晶画面は屋外でも見やすい高輝度で、本体内蔵スピーカーもモノラルではあるが意外なほど高出力で聴きやすい。それでダメならちゃんとステレオヘッドホンが使えるマイクロピンジャックが付いている。
 番組受信では、番組名や文字放送も受信できている。普通のガラケーに備わっているワンセグ受信機能と同等で、それよりも上に書いたようにレスポンスが速く快適に視聴できるので満足。
 韓国製や中国製など今まで買ってきた地雷のような機器に比べて圧倒的な使いやすさ。これはいい買い物をしたものだ…。

 電源スライドスイッチはOFF→ON→HOLDの順だが、一番最後の位置に「VOICE」なる謎の機能がある。本体にはMicroSDスロットがあるのでてっきり番組を録画・録音するための機能だと思っていたのだが、試しに「VOICE」位置で使ってみた時にSEGNITYの真の力が発動した。

 ボタンを押すとSEGNITYが「喋る」。
 チャンネル切り替えの際に「チャンネル変える気?」「ちょっと、観てるんだから勝手に変えないでよね!」とSEGNITYから叱責されてしまう。

 また、これはチャンネル切り替えでランダムに表示されるようになった画像の一枚。
 どういうことだこれは…?。
 「SEGNITY」でGoogle様に聞いてみると、こいつの意外な正体が明らかになった。
 『ツンデレワンセグTV「SEGNITY」』。

ワンセグテレビ SEGNITY  クールグレイ

ワンセグテレビ SEGNITY クールグレイ

 パッケージにはそんなことヒトコトも書いてなかったぞ!。