泥縄的対応。

 昨日朝、職場のScuidプロキシサーバが死んだ。
 いきなり死んだわけではなくて、例によって何ヶ月も前から死の兆候は見えていた。
 単に問題解決を先送りしていただけだ。
 かつてはネットワーク機器ベンダと保守契約を結んでいたが、ハードウェアもソフトウェアもとっくに保守可能期限を超えており、泣きついても何もしてくれないシロモノだ。
 というわけで、これまた例によってサーバを自作。
 余剰のNEC Lavie(LW450/2)にメモリを最大限の256MB積み、昨年度廃棄のサーバでライセンスを使用していたWindows2000Serverをインストール。
 ここに無償公開プロキシでは有名どころのプロキシサーバBlackJumboDogを導入。
 Windowsのインストール、アップデートとサービスパック適用までに丸一日費やしてしまった。
 日が落ちて夜になった頃にようやくテスト稼働開始。すると多数のユーザから、グループウェアへのログオン時に他人のログイン画面が表示されてしまうと通報。BJDでHTTPのディスクキャッシュを行ったことが原因のように思えたのでメモリキャッシュのみに変更し解決。
 今朝からこの代替プロキシサーバの稼働状況を注視していると、やはり元のサーバと比較してパフォーマンスが劣る。WEBサイトの表示が重く、時折表示自体に失敗してしまう。
 他にも多数のセッションが集中すると高負荷でBJDが強制終了することが分かったので、Sexe.exeでBJD本体をサービス化、ServiceWatcherを使用してBJDサービスが停止したら即サービス再起動を行うよう設定し、とりあえず作業を完了。