はや14年も。

 先々週、N氏に呼ばれて県都に行こうとした際、ブリットの助手席側ヘッドライトのHIDが死んでいることに気付いた。
 その前週に生涯初の全自動洗車機による洗車をしたのだが、直後にヘッドライト内に結露が発生していたので、これでバーナーが故障したのではないかと思われる。
 止む無くディーラーに持ち込み修理を依頼した。
 以前、同様の故障で修理した際に修理費は片目で50,000円ほどだったような記憶があったし、新品交換でも部品代が100,000円ほどで済むことも知っていたので、再現性が確認できたら修理方法に関わらず着手して構わないと伝えておいた。
 火曜日。ディーラーの担当者から電話があった。修理ならそのまま着手して…と思ったが、何と生産時期に適合したヘッドライト部品が入手できないので、マイナーチェンジ前モデルのヘッドライトを移植してよいかとのこと。
 俺のブリットは2006年4月のマイナーチェンジ後、販売終了1ヶ月前に駆け込みで購入した最終モデルで、それ以前のモデルとはヘッドライトの内部構造が異なるが、車体への取り付けはできるし車幅灯や方向指示器も点灯できる。
 ただし前モデルでは車幅灯が片側2灯だったところ最終モデルは内側の1灯だけに削減され、また方向指示器は前モデルではヘッドライトのリフレクタパネルがオレンジ色に着色されていたのに対し、最終モデルではオレンジ色がなくなり、わずかにスモーク処理された鏡面加工に変更されていて、かなり見た目が異なるのだ。
 ヘッドライトが点灯できず走行できないのは困るので、仕方なく応じた。ただし、取り外した元のヘッドライトは後日修理できないか調べたいので捨てずに返却するよう頼んだ。
 
 それで今日、交換作業が終わったブリットを引き取ってきたのだが。
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 今更ではあるが、やはりオレンジ色が見えるヘッドライトは古臭い。
 仕方ないのだが。

 自分でリサイクル品から最終モデル用のヘッドライトを探してくればいいのだが、ブリットのヘッドライトは交換作業時にフロントバンパーの取り外しが必須なので面倒臭い。
 仕方、ないのだが…。