iP90のギア入手。

 モバイルカラーインクジェットプリンタiP90がギア割れで死亡してからはや6年。そう6年もの間、可哀想なiP90は貴重なBluetoothユニットと予備印字ヘッド、多数の新品インクタンクと共に保管されたままだった。
 使うタイミングはそこそこあったが、これと別に所持しているBJ-M40で代替できる用途が多かったのも顧みない理由だ。BJ-M40が完璧かと言うとそうでもなく、一応オードシートフィーダも付けてあるが何せ旧世紀の遺物(2000年6月発売)、プリンタ本体の排紙部に不具合があり1ページ印刷するごとに手で引き出さないと誤って紙詰まりエラーを発生させてしまう状態だ。
 キヤノンが発売した最新のモバイルプリンタTR153のモニターキャンペーンのお知らせメールを見てふとiP90の存在を思い出した。あれが使えれば何てことはないのだが、割れてしまった用紙フィードギアを素人が修理するのは難しい。WEB上にはギアのクラックしたディスク双方に穿孔し、ワイヤで締め付けてクラックを塞ぐという簡単明瞭かつかなり高度な修理技術を見せてくれたところもあるのだが、自分が真似できるとは思えなかった。
 それでふとAmazonやメルカリでip90を検索すると…
 何と、あった。
 交換用の新品のギアが。
 最初からこれ使ってれば無為に6年もiP90を寝かさなくても良かったんだ…。
 Amazonよりメルカリの方が圧倒的に安い。1枚数百円で、Amazon価格と比べても2枚買える。
 悪いことにメルカリで初出品とキャンペーンで付与されていた2,000近いポイントがほんの数日前に失効してしまっていた。Amazonはちゃんとした?業者によって新品も販売されているがメルカリは実質全て中古品になるので、買い物には使うはずがないと考えてハナから諦めていたのだ。
 あの時iP90のことを少しでも思い出していれば…。
 
 出品者に連絡して必要個数で再出品してもらい、即決購入。
 ありがとうございます。