謎の「Apps」。

 BB KEY2で電子マネーアプリの環境整備をしていて少し目を離している間に、「Apps」というアプリが電話架電と電話帳参照の権限許可を求めるダイアログを表示していた。
 初めて見るアプリ名だ。電話帳参照権限要求のダイアログも久しぶりに見た。
 …何者だ?
 反射的に「いいえ」をタップするとそのAppsなるアプリの設定画面と思われる表示に移行したが、しかし画面内にはこのAppsがどのような用途のアプリケーションかを知る手がかりは全くなかった。
 強いて言えば、操作画面のプレビューを思わせるほぼ空白で横二分割ウィンドウの画像が画面上部にあり、下半分はほぼ白紙だ。
 それ以上操作はせずに稼働アプリリストから殺す。
 KEY2にインストールされているアプリの一覧を表示すると、確かにそこに「Apps」はあった。
 いつ、何の目的でインストールしたか全く記憶にない。
 Playストアのインストール済みアプリリストでAppsを調べると、提供元は「Device info」とだけ表示されている。
 Googleで「Android Apps device info」を検索したが、どれもあまりに一般名詞化し過ぎたワードのため、目の前のこの謎のアプリケーションに関係する情報は全く見つからない。
 似た名称で有名なところだとGoogle自身が提供する企業内のシステム管理者向けに「Google Apps Device Policy」があるが、目の前の「Apps」アプリとは画面構成もアイコンも異なる。もちろんGoogle Appsの提供元は「Google」であって「Device info」ではない。
 主PCでGoogleアカウントにアクセスしPlayストアで他端末へのインストール状況を調べるが、今の所KEY2にだけインストールされた状態のようだ。
 
 どのようなものであれ、正体が不明のアプリは残すべきでない。後で正体が判明し、必要なものなら再インストールすればよい。
 「Apps」は早速アンインストールしたが、そのスクリーンショットを撮っておくのを失念した。