タイヤ交換にて。

 この週末はN氏から食事会に誘われていたがお断りし、土曜日は妻の車のヘッドライト研磨を実施。
 先日ブリットのヘッドライト研磨には間に合わなかったMakitaの電動ドリルドライバを実戦投入し、簡易ポリッシャーを装着してその効果を試した。研磨剤にはピカールのラビングコンパウンドを使用。片側研磨10分程度で素人施工としては十分に変色も落ち透明度も回復した。やはり手とスポンジで研磨するよりは遥かに楽だ。まともなサンダーやポリッシャーとは違うが、これで十分だろう。
 問題は耐紫外線コート剤の塗布で、3年前の最初のヘッドライト研磨時に使用していたSoft99のヘッドライト研磨ケミカルに添付されていたコート剤がまだ残っていたため今回も使用してみたが、開封後長期間車内で保存していたためか滴下した後直ちに硬化が始まってしまい、塗布するたびに塗りムラが残る状態となった。実は今回併せてそのコート剤と全く同一である3M製の業務用コート剤を一式購入していたが、そちらを使うべきだった。
 まぁ平たく言えばケチったんだ。
 半月ほど置いて塗布部分が完全硬化したら、仕上げ用の研磨剤で軽く磨いて再塗布してみようか…それともコート皮膜が寿命になる1年後までこのままにしておくか。

 今日は午後遅くまで休んでいた。
 妻は朝から義実家の地元イベントの準備にボランティアとして出かけており誰にも邪魔されず眠れたのだが15時頃に目が覚め、何か一つでも仕事を済まさねばと実家へブリットのタイヤ交換作業に向かった。
 昨シーズンのスタッドレス装着時に増し締めに力が入らなかったのか、4輪ともナットが軽く抜けて助かった。ブリットが新車納車されて最初のタイヤ交換の際にも同じ程度の手応えだったように記憶しているから、こんな程度でいいのだろう。これがガソリンスタンド等の業者に依頼しての交換の後だったりすると、クロスレンチを足で踏もうが掛矢で殴ろうがピクリともしなくなるくらいのトルクで締められるから困る。消耗性疾患の身で体力が減りこそすれ増すことはないのだから、
 俺と同じように自分でタイヤ交換していた妹も今では家を出ており、この車庫でタイヤ交換をする家族はいない。油圧ジャッキ等の工具も昨シーズンの使用後に俺が片付けたままの状態で置いてあった。
 さてさて。
 
 帰ろうとすると母に呼び止められた。夕食用におかずを作ったから持って帰れと言う。
 アパートにも食材はあったはずだがもうできているものを断っても母も困るだけなので受け取ると、さらに年金保険に入るようにと出来上がった保証見積書を見せられた。なるほどおかずはこれの対価か。
 長年生命保険の外交員をしてきた母だったがこの3月一杯で退職していたはずだ…見積書の担当者名には普通に母の氏名が記載されていた。どうなっとるんだこれは。