頭痛薬。

 月曜日、早朝から下血と熱、頭痛。熱はその時点では36.8℃で大した事は無いが貧血のせいか目眩がひどい。ついでに去年から具合が悪かった奥歯もズキズキと痛む。遊び疲れというほど何かをしてきたわけでもないのに。
 薬飲んで仕事を一時間休み出勤したが、全く集中力が続かず仕事にならない。ちょうど連休後に日時指定の年休が割り当てられていたのを思い出し、午後の半日休みを申請。
 帰ってからアパートでずっと眠っていたが全く良くなる気配がない。
 下血と言っても先日ほどの酷さではなく、あの後の服薬が効いてきている感じである。
 妻には休みを伝えておらず、20時頃に妻が帰宅した時に毛布にくるまって床に転がる俺を見てかなり驚いた様子。その頃には下血はほぼ止まっていたが熱は下がらず、頭痛がひどくなるばかり。
 この頭痛のせいで眠ることすらできなくなったため、室内のどこかにあるはずの頭痛薬を出して欲しいと妻に頼んだがつれなく拒絶されてしまった。妻は普段風邪を引いてもあまり病院に行かず家庭常備薬で済ませてしまうくせに、こちらが半ば持病となっている偏頭痛に耐えかねて頭痛薬を飲もうとすると「市販薬飲んでないで病院へ行け」と怒り出すのだ。
 今回も、下血はともかく一時の頭痛ごときで毎回病院に行っていたらカネと時間がいくらあっても足りたものではないと妻と押し問答するが埒が開かない。
 週末に県都で買ってブリットに置きっぱなしの解熱剤に鎮痛効果もあったはずなので、黙ってパジャマ姿のまま駐車場まで薬を取りに行く。何だか当て付けがましく思われるのではという気がしたが頭痛には勝てなかったのだ。部屋に戻ってくるとさすがに妻もそんなに痛いのなら無理を言わなければよかったと謝ってきた。まぁそれも全部頭痛が悪い。
 改めて熱を測ると37.2℃。夜が明けても具合が悪いままなら病院を受診するよう勧められて、頭痛がやや治まったところで23時頃就寝。