130時間。

 昨夜は午前0時頃には仕事を切り上げて帰った。必要なデータがなかったのでそれ以上作業ができなかっただけなんだが。
 ここ数ヶ月の私の残業について少し前に人事担当より「なかなか凄い事になってますよ」と言われていたが、昨日ふと計算してみたら月平均130時間超えになっていた。残業代は足切りの約束だから普段と変わらないのだが、これをもし1年続けたら本気で死ぬな。システム管理者なのにシステム導入に関する仕事でこうなっているわけではないのが何とも悲しい。
 これが世間の勤労の常識かと思ったら、過労死裁判でのおよその水準が月80時間というエントリを見つけた。http://d.hatena.ne.jp/rajendra/20080907/p1
 なるほど何時間働くかより睡眠時間を確保できていたかどうか…か。
 昔は1〜2日くらい寝なくても平気だと思っていたが、こうやって長期間毎日ジリジリと睡眠時間を削られていくと強烈に効いてくる。意外に人間の身体というのは脆弱なものだと実感した。
 一日3時間という睡眠時間しかなかったこの2ヶ月ほどは明らかに思考鈍磨と記憶力減退があった。
 もともとうっかりが多い私だが、例えばある時は2時間前に注意を受けたミスを再び繰り返して、しかも注意を受けた事実を思い出せなかったり。これは最初の注意を受けたことを直後に秘密の日記帳に書いていたのを後になって発見して、ようやく思い出したのだ。末尾に一言「忘れるな!」と入力しているのが我ながら涙を誘う。
 それと今思えば理由が全く不明なとんちんかんな行動をして周囲の怪訝な視線を浴びた事もあった。書面の決裁を受けるのに全く場違いな部署に赴いたり、LANの敷設作業で接続先のサーバを取り違えたり(自分でもちょっと有り得ないと思った)
 しかも食事の時間がなかったから半月ほどは一日一食だった。つまり帰宅後の午前4時に一回食べるだけ。
 こりゃ具合も悪くなるわ。