40D!

 なぜかと言うとCanon EOS 40Dの発売日だから。というわけでいつもお世話になっておりますカメラのキタムラ某店へ。これまたいつもお世話になっております店員のKさんがいたのでデモ機を触らせてもらった。
 安い!確か30Dは発売当時はレンズキットで22万円したような覚えがあるが、40Dは同じくキットで17万円!カタログ上のスペックは全て向上しているのにこの価格…かなりグラっと来た。半月前にキスデジXを買ったばかりなのに…。
 レリーズ音は「グァショっ」。キスデジXの「ジャキーン」の方がシャープに感じるような音。メイン・サブダイヤルでの操作感覚は10Dから全く変わっていなくて使いやすい…実はキスデジシリーズの素人向け感覚に慣れた自分はメインとサブを取り違えてしまう事が多いけど…
 ファインダのみづらさは変わらない。だからMFのしにくさも30Dまで(キスデジも含め)一緒だ。
 サブダイヤルにあるSETボタンを押すとなぜかレリーズ音がする。よくみるとこれが目玉機能のライブビューのスイッチを兼ねていて、押すたびにミラーアップしているのだ。AFが効かない代わりに、背面液晶で拡大も可能なライブビューが使える。レンズがISならライブビュー中もブレ補正が効いている。フォーカスリングを回せばギリギリまでフォーカスの追い込みができる!。連射速度や自動ISOよりこれが一番ありがたい。MF専用なので動体には向かないけど風景・ポートレートでは絶大な効果があるはず。考えてみればAFはボディとレンズの組み合わせによって前ピン・後ピンが出る恐れがあるし、光学ファインダ越しのMFも同じはず。しかしセンサの集光をリアルタイムに表示しているライブビューでは、画面上でピンが来る=ジャスピンじゃないか。これは本当にうらやましい。
 発売発表から発売日まで珍しくほとんど時間がなかったのに、店頭では既にボディは売り切れでレンズキットも残りわずかとのこと。さすがに17万を即決で出せるほどの度胸はないので、カタログをもらって戻る事に。