ソリッドステート。

 随分前に購入したものの、何もせずに放置していたCFカード2枚挿し→IDEインタフェース変換ボード(IR-ICF02D)をThinkPad535に取り付ける作業をした。
 これまでに何度か換装した末、今までは日立HGSTの2.5インチHDDを取り付けて24時間稼動でPOPメールのバックアップ受信に使っていたが、半年ほど前から定期的なリブートで異音がするのが気になっていた。
 普通なら順当に新品HDDへの換装となるのだろうが、ThinkPad535の場合は元々適応HDDがやたら少ないことで有名な機種(HDDが3.3V駆動でないとダメだった?)。今さら適合HDDが見つかるはずもないし、お遊びで無音化してみようと思い立ったのは良かったが、実際にIFを購入するまでにそれから2ヶ月、安い4GB容量のCFを2枚購入するのにさらに2ヶ月、そして作業するまでにさらに数ヶ月かかった。
 
 現在の2.5インチHDDのデータは全て今回母艦とするThinkPad X20でドライブごとにコピー済み。ウルトラベース2000用2ndHDDアダプタを使うことで、ノートPCであるのにIDE接続のHDDを増設できるのでこういう時には重宝する。
 次に2ndHDDアダプタにIFボートに装着した状態のCFを載せて、昔使っていたWindows98の起動ディスケットを使ってFDISKでパーティション作成。1枚はマスター、もう1枚はスレーブ扱いの別ディスクとして認識されるはずだったが、DOSモードではマスター側のCFしか見えなかったので取り付け直して2回繰り返し。
 都合4つのドライブができたので、X20のWindows2000上で先頭のドライブから順次元ドライブのデータをコピー、終了後に535へ戻して、起動テスト…あれ?
 ドライブレターが想定と違っている。マスター側C,D、スレーブ側E,Fのはずだったが、それぞれC,E、D,Fになってしまっている。
 FDISKで2枚とも基本区画と拡張区画の組み合わせにしてしまったのだろうか?確かめてみたが、ちゃんと基本・拡張、拡張・拡張にしてある。
 Windows9n上ではドライブレターの訂正ができないのではなかったか?X20に戻してWindows2000上のディスク管理から書き換えを試そうとしたが、これだと今使えるドライブレターに決め打ちされてしまいそうだ。
 友人に聞いてみたが、もはやWin9nの頃の手順など誰も覚えちゃいない。
 どうしたものか。ふと、確か昔買ったPartitionMagicがそういう機能を持っていたのではないかと思い出す。が、必要な時にはもうパッケージがどこに埋まっているか思い出せない。
 というわけで、今度部屋の掃除をするまで、また作業は中断することに。