アンテナ交換。

 今日は午前中休みなので、こないだ買ったHDDレコーダでCSが受信できるよう屋根の上のアンテナを交換する作業を実施。
 ホームセンターでBS/CS対応パラボラアンテナを探したけど、前は置いてあったのにほとんどない。もう見た目明らかに安くて低性能っぽいのが1種類、展示品限りで置いてあるだけ。
 店員さんに聞いてみたら、ええ?買うの?みたいな表情で「いやー、もう買うお客さんいないから…この機種しかないですよ」という返事。
 実は当市に来年春からケーブルTVが来る事になっていて、BS/CSチャンネルのほとんどをアンテナなしで視聴できるようになる。だから今から新たにアンテナ立てる人はいないってことだ。
 でも、家に複数台TVがある場合は、ケーブルTVのデコーダを台数分レンタルしなくちゃならないし、月額レンタル代が1台数千円であることを考えると契約パターンによっては自前でBS/CS受信する人もいると思うんだがなぁ…。
 ともかく、アンテナ自体が7,000円で買えたので、家にいた妹を捕まえて交換を開始。
 先に屋根に登って、古いBSアナログアンテナを取り外す。前は業者さんが施工してくれたらしいが、初めて登って自分で見てみると、屋根下に金属製の土台を無造作に打ち込んでいて、打ち込み失敗した木ネジがそのまま何本も曲げて埋めてあるし、その土台の水平も取れていない(´Д`;)
 ウチは一応2階建てなんだが、昔の間取りの大きい家なので、必然的に屋根が高い。瓦にもうっすらと土ぼこりがかかっていて、はだしになっていても滑りそうで怖い。アンテナ土台の指向方向にマジックペンで簡単な目印をつけてから、突き出た土台にしがみつくようにして、ドライバーとレンチでアンテナ撤去。でかいアンテナ持って降りるのも一苦労。ていうか怖い。
 次に、DR-XD92D側で設定画面の奥にあるBS/CSアンテナ感度モニタリング画面を出して、妹にその数値の変動を携帯電話で報告するように頼んで、新しいアンテナをしょってまた屋根へ。
 アンテナを土台に仮止めして、屋根の上をやはり無造作に転がしてあるだけの同軸ケーブルをアンテナに接続。F型端子を締め付ける時に、トルクを掛けすぎてカプラを割ってしまった。あちゃー。本来なら端子を切り落として新品に付け替えるべきだが、この寒い中また屋根を降りて登りなおしするのが嫌なので、ケーブルが落ちない程度に締めなおして防水テープで固着。
 それから妹に電話をかけて、画面に表示されたアンテナ感度の数値変動を読み上げてもらう。高いてっぺんで冷たい風にさらされて震えながら、仮止めしたアンテナを先につけた目印の位置から一旦左に振って、じりじりと右へずらしていく。
 最初は0だった値が、途中でふと上がりだし、最高47%でまた下がり始めた。また少し左に戻し、再び右へ振りなおす。何度かやるうちに確実に45%出る位置がわかり、ここで固定。
 次に仰角調整。前のアンテナは38度固定だったが、新しいアンテナではより高く42度前後で50%を出した。
 もっと高仰角に振るべきか?と迷っていると「画面消えたー」と妹。一定時間が経つと設定画面が消えてしまうらしい。リモコンを持たせて画面に遷移するよう、電話リモート実施。
 ところが…画面の文字が小さすぎて読めないという。何たることか。実は今繋いでいるテレビはわずか14インチなのだが、このレコーダー自体は普及した大画面テレビを前提にしているらしく、設定画面の選択肢の文字が潰れて判読しにくいのだ。私はマニュアルを読んでいて代替ができるけど…。
 屋根の上から「このマークで決定ボタンを押して次の2行目の選択肢で…」などと10分ほどがんばってみたが、全く要領を得ない状態だったのでここで終了。
 高いところで突っ立って電話口に喚いていたら頭がフラフラ。下を見るともう足元から急勾配が続いており、屋根瓦にへばりつくようにして撤収。
 降りてBS/CSの受信状態を見ると全く良好なのでよしとする。そしてWEB上で、スカパー!の16日間無料キャンペーンに応募。
 ちょうど時間になったので出勤する。