とうとうアップグレードを。

 先週、主PCをWindows2000からWindowsXP Professionalにアップグレードした。
 直接の理由はLoader error 3の再発だったが、常用していたウイルスバスターの現行製品によるWindows2000サポートがVB2007で終わり、XP自体も最後のServicePack3がリリースされ時期的にDSP版以外のパッケージの入手もかなり困難になってきたので、中古屋で通常版パッケージを偶然買えたのを機会に乗り換える決心をした。
 さて、主PCはPentium4の2.24Ghzと今となってはやや古いスペックで、メモリだけは2GB積んでいたのでWindows2000では相当軽快に動いたのだが、XPでは起動だけは速くなったものの使用中の動作速度はやはりもたつくようになった。
 メモリの使用量も、2000なら常時900MB以上は空きが残っていたのに、XPでは500MBを割り込む。XPのtcpip.sysでは同時に接続できるセッション数がわずか10に制限されているためか、OperaFirefox、軽快さからまだ手放せないNetscapeNavigatorも、起動時に前回セッション復元を指定するとWindows2000当時と比べて2倍ほどの時間がかかる。
 SP2までならtcpip.sysパッチとして有名なBiotが使えたが、今回使ったインストールパッケージはSP3適用版なので最初から使えない。Biotは内部にTcpip.Sysのバージョンごとに実行時に書き換えるべきメモリ展開位置と書き換え内容をテーブルとして持っているらしいので、現在のtcpip.sysとBiotそれぞれを解析すればどうにかできる…ことになるが。
 他に常用しているアプリケーションでは、AbleCVで一部の表示する際にアプリケーションエラーが発生してしまったり、一番困ったのはせっかく合わせてあったモニタのガンマ値とカラーバランスがすっかり崩れてしまったことか。前の作業で使ったサンプル画像を元に改めてキャリブレーションをやり直しているが、どうしても復元できない。
 またしばらく使いながら不具合をつぶしていかなければならない。
 これで、Windows3.1J、95、98、98SE、ME、2000、XPPro、XPHome、ほぼ全てのWindows稼動PCが揃うことになった。
 使い道?さぁ…。