史上最大の買い物。

gungunmeteo2005-08-20

 今日は暑い一日だった。
 職場に行くと、駐車場が来客用・職員用も全て満車。それどころか近くの空き地もぎっしり県外ナンバーの車が詰まっている。
 近くの学校で子供向けトライアスロンが開催されていて、参加者が職場へ誘導されていたのだった。

 午後からディーラーに出向き、とうとう契約書に押印した。
 正直大変な金額なのでいろいろ策を講じたつもりだったが、まぁ口下手で頭が悪いためいいようにあしらわれた。
 今回は競合相手を設定していないので、希望のオプションよりもダミーとして過剰な選択をして見積もりを提示してもらい、その後こちらの予算を明かしてからダミーを少しずつ削り「譲歩」して見せる事で営業さんからの歩み寄りを引き出す…という計画だったが、気が付くとダミーは向こうの誘導で実に自然に「キャンセル」してしまい、車両価格からの値引きは全く変動せず。
 しかも、こちらが提示した予算がどうやら向こうの予想範囲内だったようで、じゃあこのオプションはオマケにしておいて、現在お乗りの車の下取り額にノシを付けて…と、いとも簡単に予算額に合わされてしまった。
 …えっ、この雰囲気ってもしかして想定の範囲内って奴ですね?
 てゆうか今の車、ホントはもっと「ノシ」付けられたんじゃないですか?
 そのままではあんまりなので、おまけに日常保守用に「修理書」をつけて欲しいと頼み、ボディコーティング施工料をまけて欲しいとすがり付いてみたものの、大勢にはなんら影響なし。

 帰路、自分のアホさとイタさに心の中で涙した。
 今回のオプション選定でお世話になった車ヲタの先輩に報告したら「最初に提示した予算額が高すぎる!そういう時はホントの手持ちの8掛けで行くんだ!その後向こうが提示した見積り額からスタートになるんだよ!」とお叱りを受けた。だったらそう教えてくれたっていいじゃないか…と思わず他人のせいにしてしまう私。

 ともかく、足掛け1年にわたってドタバタした今回の新車購入も決着。
 これだけの額が動くとなると、自分ひとりの買い物ではなくなる事を理解する。周囲の人間の動きにも左右され、一時は今の車が潰れるまで乗るか、5万円の中古軽4を買うかギリギリまで迷ったのだけれど。
 好きでもない車を嫌々買ったわけではないのだから、納車されたらとにかく走り倒して忘れる事にしましょうか。