DELL。

 米DELLが株式の大部分を投資会社に売るらしい。事実上の身売りだとか言われている。
 パーソナルコンピュータの市場は低価格化が進み過ぎて利益が上がらないようで、PC/ATで現在のintelアーキテクチャのPC市場を開拓したIBMがはるかに後発のLenovoにPC部門を切り売り済み、日本でもNECがいつの間にかLenovoと合弁でPCを製造中。東芝製のdynabookは一体利幅があるのか全く理解できない低価格で廉売サイトの常連になっている。
 DELLも安いが、これは安かろう悪かろうのよい見本のようなもので、仕事で導入したVostro1510・1520シリーズには辟易した。今も1520シリーズの1台を起動不良で修理に出しているが、こいつらは以前からLANポートが死んだりキーボードケーブルが外れていたり、標準バッテリの寿命が短すぎたり、とにかく故障が多い。修理に出しても一度では完治せず再発で再修理も度々である。
 資本が入れ替わり経営方針が変わったとしても、今の価格を維持したままで信頼性を上げるのは難しいだろうな…。