フレームワークの奴め。

 出勤直後に出先施設より、昨夜から端末が一台シャットダウンできないままになっているので復旧してほしいとの連絡。数日前のWindowsUpdateで.NET Frameworkの更新が2件ほどあったようで、それ以降多数の端末で更新適用処理のためシャットダウンが遅延する・処理が重い等の通報が相次いでいるところ。
 .NET Frameworkの更新は、実行モジュールそのままではあまりにファイルサイズが巨大であるため、圧縮したソースをダウンロードさせた後に当該PC上でコンパイルしながらファイルの上書きをしていくという意外な力技で行われており、他の更新プログラムに比べて完了までに非常に長い時間を要する。それでもダウンロードファイルのサイズは数百MBとなることが珍しくない。
 今回の更新はネットワークにも高負荷をもたらしており、一部の部門ではWEBからのダウンロードが数Kbps/sec以下に低下するという著しいパフォーマンス低下が見られている。
 苦情も多いが、今のところ手がない。予算を取って、Windows System Update Serviceを導入すべきか。インターネットバックボーンへの負荷は確実に低減できるが…またサーバ増やすのか。