今夜は宿直。

gungunmeteo2008-05-31

 寒い。眠い。眠ってしまえばよいのだろうが、宿直室に設置している防犯カメラ制御用のマシンの入れ替え作業が終わらない。
 おととしくらいから防犯カメラに安物のWEBカメラが使われており、宿直室内に設置したPentium4 3GhzクラスのハイスペックPCが制御と記録に使用されていた。PC自体は余りにオーバースペックでもったいないの一言だったのだが、USB接続のWEBカメラでライブキャプチャをやるのは相当な高負荷がかかるため、常にCPUファンが高速回転してしまう。
 仮眠は宿直室内なので、これは実にやかましい。防犯カメラは常に稼動していないといけないのだが、仮眠を邪魔された者の中には規定に反してPCの電源を切ってしまう輩がいた。いたというか、今月に入って気温が上がるようになると電源が切られっぱなしで防犯カメラとしての役割を全く果たしていなかった。
 私がここへ来てから、ずっとこの問題についてどうにかならないかと苦情を受け続けていたのだがうまい方法もなくそのままになっていた。そんな折、ネット上でDNRH-001なる、恐らくは製造後に発注社が倒産や事業中止で宙に浮いてしまい、市中に流れてしまったカスタムメイドPCが販売されているのを発見した。
 http://tshimizu.cocolog-nifty.com/good_job/2008/04/dnrh001.html
 OS付きでファンレス静音、何とUPS付きで19,900円とあって即座に購入。FDD光学ドライブもないが本体は電話帳程度の大きさしかない。
 確かに静かではあったが、先のPCと比べればメモリは僅かに256MB、CPUはVIA C3/Eden 1000MHzでカタログ数値で見ても処理能力は1/3程度になっている。WEBカメラの制御アプリ上で、防犯カメラとして必要な画質を確保しつつ処理落ちしない設定を探すのに一苦労。
 日が変わって先ほどようやく安定して稼動する設定値を見極めできた。これで朝まで様子を見てみることにする。
 しかし夜更けに防犯カメラに向かってテストのためあやしいおどりを踊るパペットマスター同然の私…。