ブリットAP化。

 しばらく前に義妹宅へ遊びに行った際、一時的なネットインフラとして貸していたWN-G54/DCRとL-05Aが返って来た。義妹宅はフレッツ光を引き直したのだ。
 L-05AにはいわゆるイオンSIMの一番安いミニマムプランで契約したSIMカードが入っている。このカードは2枚目で、手持ちのデータ通信用の契約はauW05Kをまだ残しており、これと別にL-02CもしくはL-03Dに使用するイオンSIMを持っている。つまり普段使用しているIS11Tを含めれば5本の携帯電話回線を契約していることになる。
 W05Kはもう殆ど使用していないのだが、Windows2000環境のPCをモバイル運用する機会があればといつまでもダラダラと持ち続けている。これはそのうち休眠にしたいと思っていたのだが、手続きをする前に地元からauショップが撤退してしまったのでまだそのままだ。いつまでも月額基本料金を払い続けるのは勿体無いので、いい加減に手続きしないと…。
 
 さて、WN-G54/DCRとL-05Aの組み合わせはどうしようか。自宅アパートのCATV回線が最近著しく不調で、パフォーマンスがISDN同然にまで落ちることもあれば切断されてしまうことも多い。その予備回線にすることを考えていたが、CATVが正常に接続できている間は単に電力を消費しているだけだ。
 俺自身がどこでモバイル運用をすることが多いか考えると、旅行先の宿でなければほとんどがブリットの車内だ。車内PCにしている9インチのタブレットや中古のVAIOの接続にIS11TにインストールしたPdaNet+やFoxFiを使っていたが、何故かタブレットでは接続に成功する確率は1割以下、また課金して転送量上限を解除してあったはずなのにある程度送受信を行うと転送が停止されるなど全く不安定。いい機会なのでWN-G54/DCRとL-05Aをブリット車内常設のWi-fiスポットにしてしまうか。
 Amazonで、本体に電源スイッチを備え、ACコンセントを複数、またUSB電源コネクタも複数備えたDC-ACコンバータを探して購入。
 ラゲージルームのシガレット電源を使ってDC-ACコンバータを置き、エンジン始動と同時にWi-fi動作するようにしてみた。WN-G54/DCRはSSIDの隠蔽機能がないので周辺にWi-fi機器があればSSIDは丸見えだが、長時間同じ位置に駐車して使用することは少ないと考えられるのでWPA2のパスキーを長めにしてごまかした。
 これで、どこへ行ってもブリットの周辺にいればある程度のネット環境を確保できるようになった。