レンズマウントアダプタ。

 F氏に先日会った際に、金沢駅NICO TECH金沢が開催される予定と聞いていた。N氏から購入したPC機材の取り扱いが分からないので見に来てほしいと頼まれていたので、そのついでに行ってみることにした。
 さすがに昨日の今日で疲れが出たのかいつもの様にやる気が出ない。会場に入って展示物を見学していたが、何だか突っ込んで質問する気が起きず、折角行ったのにただのそぞろ歩き同然となった。
 面白かったのが、3Dプリンタでデジタル一眼用に各社のジャンクレンズのマウント変換アダプタを自作していた人の展示だった。何がすごいって、シフトレンズを自作していたのだ…。

 シフトレンズは非常に高価なので、もしかすると3Dプリンタとベースになるジャンクレンズを購入する方が安くなるかもしれない。俺にもベースレンズの光学系に手を加える知識と技術力がほしい。
 
 適当に夕食を取った後でF氏と別れ、18時過ぎにN氏に連絡を取ったが何故か外出中だと言う。来ると言ってあったのに意味が分からない。というかこの男はiPhoneに変えてからメールが時折届かなかったり、向こうが送信したと言い張るメールがこちらに届いていなかったりと連絡手段としてはかなり信頼性に欠けた状態である。何時頃帰ってくるのか聞いたがはっきりとは分からないという返事。
 聞いていてイライラし始めたが、もしかすると急なデートかもしれないと思い当たった。これは気が利かずにすいませんね。というわけで念のためしばらく待った後で帰路についた。
 途中、いつも撮影に立ち寄る夜景スポットでSD1Mでの夜景の試写を行った。
 あいにく小雨が降りだしたので短時間の撮影に終わったが、昨日の撮影でもそうだったように画面内に光源があるとかなりコントラストが低下する。また明らかにレンズのせいだが、中央部分はなかなかいい解像感が得られるのに周辺の描写はそれをぶち壊しにするような酷い収差と流れが出た。収差はSigma Photo Proで手動で軽減できるので現像で頑張るとしても限度がある。
 それとどうもSD14と同様に、長時間露光時のノイズリダクションをボディ内で行う際の処理が非常に重い。そんなにバシバシ撮るようなカメラではないから、我慢するしかないのだが。