ちくま見学。

 県都の港に、あぶくま型護衛艦ちくまが寄港したと聞いて早速見学に行って来た。
 護衛艦といえばまるでイージス艦が全てのようなイメージを持っている人たちも多いようだが、あぶくま型こそが護衛艦隊の中核と言える艦級。

 乗艦前の所持品検査を通り、順路に沿って見学。

 艦首から順に76mm速射砲、艦橋を挟んでアスロック投射機、短魚雷発射管、ハープーン発射機、最後に艦尾の20mmCIWSを眺めておしまいのコース。
 他の見学客はやはり火砲に注目しているが、どちらかというとこういう時は艦体の注意書きや小物に目を向けると面白い。
 甲板に開いた目立たない出入口が応急指揮所だったり、構造物に貼られたプレートが非常時の注意書きだったり。
 興味深かったのが、単魚雷発射管脇の魚雷に関する注意書き、そして「総員離艦安全守則」だった。
〜総員離艦安全守則〜
1 あわてるな。
2 衣服を着用せよ。
3 救命胴衣を装着せよ。
4 早く艦から遠ざかれ。
5 集団を作れ。
6 無理な泳ぎはするな。
7 水中爆発及びサメに注意せよ。
 …まぁ、サメは注意してても寄ってくるしなぁ。

 MK46は動力に過酸化水素使うのだっけか。

 艦上構造物の日陰には自然に人が集まっていた。
 だよなぁ。暑いし。