TeraStation更新。

 職場全体で共有しているファイルサーバの更新に着手。
 これまではBUFFALOのTeraStationシリーズの1TBモデル「TS-1.6TGL/R5」を運用してきた。素晴らしい安定度でこれまでドライブ障害もなく正常に利用できていた。
 導入当時は保有するストレージの中でも最大容量だったらしいが、導入から既に5年以上経過しており今年に入ってからは頻繁に空き容量がなくなる有様だったため、昨年末に新たに後継機種「TS-X6.0TL/R5」を購入し、導入作業を進めてきた。容量は4TB(RAID5時)であり、使い方にもよるが3〜4年程度は容量不足に悩まされることもないだろう。
 セットアップはWEB設定画面から行うが、TS-1.6TGL/R5と比較してTS-X6.0TL/R5のWEB設定画面はIE6など一部のブラウザでは設定入力や更新処理が重く、多数の共有フォルダやユーザ定義でストレスを感じる。手持ちの環境ではOpera10で実施するとかなり改善。
 移行作業で問題になるのはTS-1.6TGL/R5からTS-X6.0TL/R5へのファイルのコピーだ。相互の接続は100BASE-TXで、自分が使用するクライアントPC経由で転送速度を見るとおよそ1.2MB/SECとかなり遅いため、TS-1.6TGL/R5から1TB全てを転送するためには一週間以上かかってしまう計算になる。
 まず存在するファイル全てをコピーする基本コピー作業と、そのコピーの背後で更新されるファイルをさらに差分コピーする2段階で作業を進めることにする。
 基本コピーはDOSプロンプトでXCOPYによるバッチを書いて、利用者がいなくなる本日0時に走るようタイマーを掛けていた。今日15時頃に様子を見に来ると、処理は順調に進んでおり120GBもコピーが終わっていた。XCOPYでは/Vでベリファイを掛けているため、これを外せばもう少し高速化できるかもしれない。
 今週いっぱいは基本コピーを進め、来週末に差分コピーを実行することにする。