出演。

 職場ではCATV会社に依頼して独自チャンネルで週代わりで超ローカル番組を放送しているのだが、事実上CATV関連業務を全て掌握する私の上司によりアナウンサー当番制度が制定された。先週は先任士官D君だった。よりにもよって今週は私の番だ。ヤバイ。収録のためスタジオに入ったがまずカメラを見て笑えない。にこやかに笑ってくださいと言う指示が出るがなぜかレンズに殺気を感じてしまう。8回のリテークでOKが出たがどう考えてもこれ以上改善しないから諦めた感じだ。ナレーションのみの収録では読み上げが速過ぎ記事があっという間に終わってしまう。これでは主要な視聴者である老人世帯では聞き取りできないということで、こちらも全記事リテーク。ゆっくり喋るとどうにも棒読みのように聞こえてしまわないか不安になるのだ。ナレーションと対応する静止画・動画部分と一致させる必要があるため目標秒数を決めてリテークするがやはり大きく改善せず、センテンスごとの無音時間を長めに取って調整することにしたらしい。というか滅茶苦茶緊張するし恥かしいんであれはCGアクターでいいでしょう。DK96とか連れて来ればいいんですよ。