冬物。

gungunmeteo2005-10-23

 と言っても、自らの服装には無頓着な私だ。無論ブリットのスタッドレスの話に決まっている。
 ブリットはFRだ。本来4WDモデルを選ぶべきであったが、以前ここにも書いたとおり、燃費の問題からFRを選択したのだった。
 その時、冬季の走行の安全性についてディーラー営業氏は「VSCとTRCがあるのだから、後はできる限り高性能なスタッドレスタイヤを履けば問題ない」とのたまった。実際私もその場で納得したのであるが、さて。
 「高性能なスタッドレスタイヤ」とは一体何だ?
 そもそもタイヤなどに性能の優劣があるのだろうか。例えばエンジンのスペックは実に定量的に分かりやすくなっているが、タイヤはゴムの塊で、しかもベンチマークを取ろうにも履く車体によって随分と挙動も変わって来るだろう。そんなものの性能など比較することができるのだろうか?
 そういう疑問は、googleによって一気に粉砕された。つまり世の中には、様々なタイヤを同じ車体に履かせて比較できる実に豪勢な個人が存在しており、この人々はその結果をWEBサイトであっけらかんと公表しているのだ。
 そして、答えはいくつかのサイトを見て回る事で現れた。
 ブリヂストンのBRIZZAK REVO !が最強。凍結時・乾燥路・耐久性やコストパフォーマンス等全ての評価が最高。
 横浜タイヤのアイスガードブラック IG20が次点。
 そして意外にも、私がカリーナEDで愛用し、信頼を寄せていたトーヨータイヤのOBSERVE ガリットは全くの酷評だった。
 凍結時の走行性は高い。しかし耐久性が欠如しているという。私のEDで初期のOBSERVE X10を履いていたのは4シーズンだったと思うが、最後の方でもそれほど走行性に不安を感じた事はなかった。100kmに渡ってアップダウン・ワインディングが続く雪道・凍結路を走ってだ。
 実は昨日、納車時にキズがついていた車内部材の交換のためにディーラーへ出向いたのだが、そこでおすすめ品になっていたのはOBSERVE ガリットG30だった。安いアルミもつけて12万くらいだったろうか。
 今、楽天で調べると、16インチのREVO 1・ガリットG30とも、安アルミ込みで10万以下のものがあるから価格的にはほぼ互角になろうか。
 ローンで厳しい中であるが、安物買いで痛い目に遭う訳にもいかず、悩みどころである…。