高級レンズ群。
ちょっとどうかしていたのではないかと思う。
シグマの公式オンラインショップのアウトレットセールでSAマウントの旧ラインナップレンズが叩き売りされていたのを目撃して、衝動買いしてしまったのだ。
繰り返すがSAマウント版である。
しかも3本。
8-16mm F4.5-5.6 DC HSM 実売価格82,000円のところ39,800円
24-70mm F2.8 IF EX DG HSM 実売価格50,000円~100,000円のところ39,800円
APO 70-200mm F2.8 DG OS HSM 実売価格110,000円のところ59,800円
いずれも発売当時はキヤノンやニコンなどに正面切って喧嘩を売りに行く勢いだったが既に10年近い年月が経ち、後継製品が(下手すると2世代分)リリースされてしまっている製造終了製品群である。
資金源は、不採算店舗の統廃合で最寄の支店が消え失せることになった金融機関に預けていた解約預金の一部と、メルカリ処分に成功したエクステンダ1本の販売代金。これがなければ踏み止まっていただろう。
これをマウントするのはもちろんSD1m。
シグマは来年SAマウントを捨ててLマウントへ移行すると明言しているのに、なおSD1mに投資するのか?。
…やはりちょっとどうかしていた気がする。
自分自身に言い訳はあった。
SD1m購入時にキットレンズとして同梱されていた18-200mm F3.5-6.3 DC OSはフィルタさえ付けていない状態で四隅がケラれた。減光が目立つのではない。ケラれるのだった。不良品だと思ったがWEB上のどの記事もあれを周辺減光と言い切っていた。
SD14のキットレンズだった17-70mm F2.8-4 DC MACROはやはり周辺の色収差がものすごかった。EOS Kiss Digital添付だった初代EF-S 17-55mmにも負ける描写で、これしかないからと我慢して使うにも限界があった。
これら2本が一気に倍増である。しかも焦点距離ベースで言えば従来の2本はお払い箱になる。
実際にちょっと撮りに出てみないと何とも言えないが…。