システムと人の信頼性。

 今日は日直。
 始業まもなくある部門長から業務システムが起動できなくなったとの通報があった。当該ベンダーに連絡し対応を求めたが、リモート対応したいのに当院側の回線障害らしく接続できないので先にそちらを直せという。リモートホストを管理しているまた別のベンダーに連絡して今俺にできる範囲内で対応方法を指示してもらったが、接続不良の原因は部門の業務システム側ベンダーの社内環境にあった。
 小一時間で復旧したが、原因は業務システムサーバの自動再起動が失敗していたためだと報告があった。ああ下らない。
 一応、S君とI君にはLINEグループで状況を報告してあった。こちらで解決できることなので報告だけと断っていたが、I君は即電話をくれたのに対してS君は正午になってようやく連絡してきた。もうちょっと連絡に敏感になってくれていいんじゃないか?と感じたが、まぁ俺だって休みの日に自分の携帯電話なんか見たくはないな…。
 しかし午後になってから医事オフィスを覗くとS君が出勤してきていた。前任のY君が置いて行ったはずのマニュアルを探すために来たと言うが、やはり気にして来たのかも知れない。
 折角なので4/1以降に発生していた業務システム上の障害や院内の要望の内容を確認し合う。
 しかし、S君にしてもI君もにしてもそれぞれ業務に対する知識欲は旺盛だし何より若くやる気に溢れている。この一年、ボスに散々指導された様に彼らを指揮していけるだろうか。情けないが大変な不安である。
 もっと不安なのは不安な上司を持った彼らの方だろうが…。