ふたご座流星群。

 今日はふたご座流星群の極大期とのこと。終日晴天であり、仕事が終わった頃の夜空も雲量が極めて少なく、目視観測には良好な状態だ。
一旦帰宅した後、カメラ機材の準備をして天体撮影でよく使っているポイントの1つへ向かった。
そこは高台を通る農道に付随した展望台だが、俺が最初に通いだした20年前に比べると周辺の潅木も伸びてしまい少し視界が狭くなっている。今年はさらに下草の清掃が十分に行われていないため、伸びきったススキが目の前で揺れて邪魔をする。
 東方の空、オリオン座より少し左手の双子座をぼんやりと眺めると、時折目視できるほどの明るさで流星が飛ぶ。それほどの冷え込みは感じないし、また西の空に少し雲が出てきたものの、撮影している間は視界に入ってくることはなく素晴らしい観測だった。
 ただし流星そのものは撮影できなかった。ISOを6400程度に上げれば目視できるものは大抵写り込むはずだが、ノイズをどうすればいいのか…。