エヴァンゲリオン展。

 テレビCMだったか何かで開催すると知ったが、行けないかもと諦めていたエヴァンゲリオン展に行けるようになった。要は連休を暦通りに消化できるようになったのだ。
 やはりボスの業務の采配は素晴らしい。
 
 午前は陸上自衛隊金沢駐屯地で開催されているアニュアルパレードの観覧に向かったが残念ながら間に合わず。
 しかし、パレード後にスケジュールされていた中部方面音楽隊と、陸自の歌姫として一部で有名な鶫真衣一等陸士によるミニコンサートを聴くことができた。
 海上自衛隊の歌姫として先輩格の三宅由佳莉さんはどちらかといえば声楽のプロで一般の知名度も高いが、こちらはまだ売り出し中?。
 
 日に焼けて若干くたびれた後、中心街に戻りエヴァンゲリオン展へ。
 会場である名鉄エムザの展示フロアには、どちらかというと若い女性が目立った。
 確かテレビ放送が始まったのが1995年位で、当時よく連絡を取り合っていたヲタ友が「ものすごいのが始まった!」と電話のたびにアピールしてきて辟易した記憶がある。
 あれから既に20年。
 熱烈なファンには申し訳ないが、大して話が進まないのにここまでブームを再燃させられるとは、何とパチスロ資金の強大な事かとある意味暗澹たる気分になってくる。
 そういえば、一旦は使徒デザインに参加したあさりよしとお庵野監督他制作陣と折り合いが悪く、熱気に当てられたサブカルマニアが庵野監督を擁護するホームページwを立ち上げて延々とエヴァ讃歌を歌い上げていた。今で言う考察サイトの走りのようなページだったのだが、そこの作者は今でもマニアを続けているんだろうか…。
 かくいう自分もゲームやDVDをセットで購入して楽しんだクチであるが。
 
 展示資料総数こそものすごいカウントだったが、原画コピーの枚数が多く額面通り受け取っては行けなかった。しかしちゃんと原画の実物もあるし、現在主流のデジタル制作工程も分かりやすい映像で解説されている。
 アニメータも作画監督も、みんな絵がうまくてすごいと思いました(コナミ
 
 物販コーナーでは会場限定販売の輪島塗の箸を探してみたが、大部分が売り切れになっていた。先ほど若い女性客が目立つと書いたものの、やはり物販コーナーでカネを落としていくのは男性客だ。俺も当たり障りのないクリアファイルを何枚か選んで買ったが、レジ係のエムザのお姉さん達は途切れることのないキモヲタの列に引くか笑うかの残念な対応が隠しきれていなかった。
 まあ、いいんだ。客の方はたぶん皆慣れているだろう。