SD1MとEOS用フラッシュで多灯撮影。
割り当てられた夏季休暇をどこで消化するか悩んでいたが、家庭の都合で来週いっぱいY君が休みを取ることになり、その前に1日潰しておかないと後で大変なので今日急遽休ませてもらうことにした。
ひとまず一度出勤して最低限必要な業務は済ませ、その後アパートに戻って休む。
しばらく眠っていたが、暑くて目が覚めた。俺の部屋にはエアコンがない。居間と妻の部屋にはあるが居間はとっ散らかっていて横になる場所はなかった。
窓を開けたかったが俺の帰宅に合わせて土砂降りが始まり全く止む気配がない。
どこかに出かけるほど元気もなく、しばらく興味の湧かない高校野球の中継を観ていた。意外に野球少年とその関係者が多い職場で話に付いていくための勉強だと考えて頑張ったが1時間が限界だった。
足元のコンセントで充電中だった外部フラッシュ用のeneloopが充電完了状態なのに気が付いた。先日揃えたSD1M向けの多灯フラッシュが上手く動作するかテストをしてみよう…。
被写体は例によって先日までに集まったUFOキャッチャーのプライズフィギュア。
ホットシューアダプタを介してマスターとなる580EXをSD1Mへ取り付け。もう1つの580EXと280EXはそれぞれスレーブに。スレーブ側フラッシュは中国製の激安フラッシュスタンドを介して三脚に立てる。
問題はマスター側580EXの発光設定で、マニュアルモードにするのはいいがSD1Mのシャッター速度と同期させないとシャッター自体で画像の下半分がケラれることになる。適切な設定値をなかなか見つけられず、今回はSD1M側をマニュアルモードにして撮影した。
スレーブ側の580EXは、電源スイッチをスレーブにすると背面ボタンが効かなくなるためマニュアル設定自体ができなかった。
実際に撮影してみると、大抵の場合2台の580EXが最大光量で発光するので画面全体が白飛びしてしまう。コピー用紙で即席のディフューザを作ったりフラッシュを被写体から離したりと何とか光量を制御するが、なかなか上手くは行かなかった。
気がつけば折角の休日は終わっていた。妻が帰宅する前に全ての機材を撤収。こんなところを見られたら大事である。
やはりメーカー純正のSD1M対応フラッシュを使うのが一番良いのだろうが、一つ4万・5万もするようなものをそうそういくつも買えるものか。そんな金があればレンズに使うし、そもそもそれだけの照明機材を実際に使う機会がどれだけあるのか。せいぜい、EOS側とは独立して使えるものがひとつあれば十分だろう。
ハードオフなどでジャンク機材を探して使えそうなものを試してみるか…。