X60死亡。

 新年早々最悪のトラブルが。
 最近はいつも元旦の日の出の写真を撮って、それを年賀状の図案に使用している。つまり年賀状を元旦以降に作っているわけだ。
 今年も日の出の時刻を狙って悪天候をついて撮影に出たが、全くの空振りでとぼとぼと帰宅した。
 アパートのリビングに踏み込んだ時、足元に何かが転がっているのが目に入った。テーブルの上に設置していたThinkPad X60のマウスだった。
 出掛ける時に慌ててジャケットの裾にでも引っ掛けたか?そう思ってマウスを手にとったが、そのケーブルを目で追うと、X60本体もフローリング上に裏返しで落ちていた。
 HDD衝撃検知センサがうまく動作していれば無事だろう。しかし最近は無駄な常駐アプリケーションが増えたせいかX60上のアプリケーションの動作がひどく重くなっていて、衝撃検知センサの常駐アプリケーションも応答が遅くなっていたのであまり期待できない。
 案の定、落下時点で駆動状態だったX60のHDDは応答しなくなっていた。一度電源を切って再起動を試みたが、BIOSからも認識されない状態。念のため保守を依頼されて預かっていた知人のThinkPad z60mに、先日ヤフオクで購入してたウルトラベイスリム用のSATAアダプタを介して接続してみたが認識されない。ということはX60のM/BやSATAコネクタ側の故障ではないだろう。
 普段ならPC1台が死んだ位で慌てたりはしないが、今回は違う。年賀状を作るための住所録やデータ、アプリケーションはX60にしかない。X60が使えなければ年賀状を作れないのだ。
 おまけにこのアパートのネット環境は、X60W05Kの組み合わせに依存していたのでメール一つ受信することができなくなってしまった。
 結局年末年始は一日も休みはなく、その時間の合間を見て復旧を試みるが今のところ全ての作業が徒労に終わっている。
 代わりに、X60以前の主力モバイルPCだったX20を復活させて主PCとして仮運用中。
 年賀状の写真も未だ用意できていない。