忙しいのは皆同じ、ってことか。

 昨日のエントリの続き。
 今日、Yさんからようやくテレアポ先の名簿が提示された。昨日までに引き受けてもらいやすい相手にはTELし終わったので、残り60名程の相手にそれぞれ分担して連絡をとってほしいとのことだった。
 たまたま今日はボスが休みだったためか、Yさんからの申し出は俺が一人で聞くことになった。
 俺は手伝うつもりだったので申し出を了解したものの、今日は終日本来業務が多忙で着手することはできなかった。
 そして夜。残業中にK君に「今日Yさんがテレアポ先の名簿出してきてね…」と話しかけたところ、彼はあっさりとこう言った。
 「あまりに面倒見すぎですよ!。Yさん、自分が話しやすい相手にはさっさと電話済ませて、後は自分が電話したくない相手だけ残してこっちにやれって言ってるのと同じなんですよコレ」
 「え?いや、でも初めの頃は分担してやらないと間に合わないって散々みんな言ってたでしょう」
 「Yさんは今日残業してないでしょう?もし、Yさんが必死にやってもなおスケジュールに追いつかないって自覚してて頼んでくるならいいですよ。例えばテレアポは平日の日中もできるし、夜はもっとやるべきじゃないですか。だけど本人は帰っちゃってる。本当に一人でも参加者増やしたかったら夕食時とかでも電話かけまくればいいんですよ。予定は後1ヶ月くらい残ってるし、毎日やってれば60人集めるのなんてマジ楽勝じゃないですか」
 実はK君はYさんが今の業務に配属されるより前に、一度この業務を担当したことがある。K君はYさんの仕事ぶりのもどかしさと原因を俺よりは正確に捉えているのかもしれない。
 「そうかー。でも、日中は別の業務で埋まってしまってるみたいだし、もしテレアポで参加者が増えなかったら、その時は別に手を考えないといかんし、その時間も必要になってくると思うけど」
 「本人が努力とかしないで、我々がまるで成り代わって仕事するのとは違うと思うんですよ。実際、Yさんが日中やってる業務なんて、gungunmeteoさんが考えるほど手間のかかる業務じゃないんですよ、本当に」
 「うーん…。Yさん自身は持っている仕事についての進捗を特に誰にも説明しないから、テレアポ自体の進捗もそうだし、その作業をやってる時間が日中にあるのかどうかも、実は俺にはよく分からないところがあるんだけど、経験者のK君がそういうのなら間違いないんだろう」
 「そうですよ。今回、自分もI君もテレアポについて手伝いするつもりはないって、決めてるんです」
 「あれ、そうなの?」
 「そうです。gungunmeteoさんに手伝う余裕があるのなら、それは止めませんけど」
 「まぁ、Yさんがボスに叩かれまくっている様子に同情して、手伝いますよと言ってしまった点は否めない。それは確かにYさんに言ったことだし、多少なりともやりますよ」
 「…。こんな23時、24時まで残業してて、それでも余裕ってありますか?俺はないですよ正直」
 冷たいんだよなぁ…。
 だけど確かに、Yさんに肩入れし過ぎだったような気がしてきたよ…。K君的には自身の業務で毎日残業なのに、そちらは支援なしで不公平感を持たれたのかもな…。