HDDクラッシュ。

 主PCが死んだ。
 Windows2000を起動する際に「loader error 3」を表示して停止する。
 起動HDDを取り外して別のWindowsXPマシンに取り付け、FinalData8で見るとパーティション情報が不良となっているようだが、ディレクトリとファイルは完全に読めるようだ。
 つまりブートセクタの取り扱いを考えなければFinalData上でほとんどのファイルはすぐ回復できるわけだが、今手元には受け皿になりそうな新品のパラレルATAのHDDがない(シリアルATAの500GBドライブならあるのだが)。
 今から年賀状の準備をしたかったのに、住所録のDBを持った主PCが使えないと困る。意匠面はどうせ毎回一から手作りなので構わないのだが。
 大体こういう時はMBRが破損したものと相場は決まっている。で、fdisk /mbrを実行しようと起動ディスケットを探したのだが、見当たらない。Windows2000以降では起動ディスケットはWindows上で作成できてもセットアップディスケットなのでコマンドラインは使えない。確か前回のトラブルではWindows98の起動ディスケットを使った覚えがあるのだが、その母艦となったWin98動作のPCはクラッシュ後に放置している…。背後で動いているThinkPad535はWindows95なのでこちらで起動ディスケットを作ることはできるが、OSR2でもないのでNTFSFAT32は読めないし、今回は使えなさそうだ。
 WEBでWindows2000以上のMBRの修復方法を検索すると、Windows標準のものではなく、フリーウェアで公開されている起動イメージと回復ツールを使うのが主流らしい。特に記事の件数が多かったUltimate Boot CDとTestDriveの組み合わせを使ってみることにした。
 極めて分かりやすい解説サイト http://lets-go.hp.infoseek.co.jp/testdisk1.html も見つかった。作成者には大変感謝。
 で、早速UBCDで主PCを起動してTestDriveを実行したのだが、目標HDDが320GBと大き目のせいかAnalyzeで2時間以上待っても終わらない。
 そろそろ出勤しなければならないので、今日のところはここまで。