5台目のプリンタ。

 午後から県都の友人宅に上がりこんだところ、インクジェットプリンタが新しくなっていた。電子レンジがぶっ壊れたので家電店に買いに行ったら、新型でスキャナ一体型が1.5万円だったので衝動買いしたという。
 年賀状の印刷にしか使わないためこの1年で印字ヘッドが固着したせいか印刷できなかったというのだが、私に一言あればバラして一発復旧したというのに…。
 と思ったのだが、そう言えば私のPM-700Cも先日復旧に失敗したところだった。溶解後、組み付け前まではヘッドからインクがちゃんと漏出するところからして、どうもヘッドのインク目詰まりではなくピエゾ駆動のポンプが死んだか、電源供給するフラットケーブルが断線しているのかもしれない。
 母と妹が年賀状を作る時にプリンタを欲しがるかもなぁ、と思っていたら案の定携帯に「今年はプリンタが壊れたままだけどどうにかなるのか」と電話が来た。私の部屋のip8600か父のPM-3700Cなら外して階下に持っていって使えばいいかと思ったが、結構デカいものをえっちらおっちら持ち運ぶのもしんどい。どうせ妹もデジカメで写真を撮っているので、その出力に使うことを考えたら新しいのを買っていった方がいいかも?という気になってきた。
 友人が車のスタッドレスを買うというので外出したついでに、100満ボルトに立ち寄りプリンタを物色してみた。最新型はいらないし、当然8色インクなどはオーバースペックに過ぎない。ヘッド目詰まりの保守を考えればヘッド取り外しができるCanon一択になろう。新品のコーナーで今期モデルについて店員に聞くと、私がip8600を購入した頃から印字装置としての機能がほとんど向上していないことは分かった。それなら中古で安いのを探せばいい。
 中古コーナーへ行くと、時期が時期だけに同じような客が多かったのかプリンタの棚には空きが目立ったが、添付品全部ありのCanon MP610があった。インクは5色で実用上十分、スキャナ機能付きでCD-Rレーベル印字可能、カセット給紙、両面印刷可能。USBインタフェースしかないことを除けば申し分ないというわけで購入。新品価格は2.3万円のところ、半額の1.2万円なり。
 自宅1階には妹が主に使うdynabookと先日設置したレグザPCがあるので、共用させるためUSB双方向通信対応のプリントサーバLPV3-U2Sも併せて購入。これは残念ながら店頭価格なので通販で送料込みより高い9,800円。これと新品の純正インク一式を揃えて総額3万円の買い物となった。
 家には今回役目を終えるPM-700Cを除いても5台のプリンタがある計算になる。これぞムダの極み…か?。