図書館へ。

 市内の公共施設一円で開放用端末からWEBに出られなくなったと苦情があって休日出勤。そうかこういう仕事も私らの方に回ってくるのか。原因はすぐ特定できたので解決。
 最後に中央図書館で作業して終わったけど、ここに来るのってもう十年以上ぶり。高校生の頃に一度だけ探し物に来ただけだからな。物珍しさにうろうろして、昼食まで時間があったので読書の時間とする。
 こういう雰囲気いいなー。中学生の頃は昼休みになると必ず図書室行ってクラブの連中とテーブル一つ占拠して本読んでた。転校した後の学校は図書室がしょぼすぎてどうしようもなかったが。
 本谷有希子の「府抜けども悲しみの愛を見せろ」

腑抜けども、悲しみの愛を見せろ (講談社文庫)

腑抜けども、悲しみの愛を見せろ (講談社文庫)

が置いてあったので読んだ。実は持ってて出版されてすぐに読んでたんだけど映画化されるらしいので改めて。気が付けば2年くらい前から本谷有希子の著作は出るたびに買って読んでいる。友達は何でそんな女向けの本読むのか不思議だと言ってたが、何でだろうな?私もわかんね。
 なぜか映画は喜劇になってるらしい。原作読んだ時はメンヘラの姉がメンヘラの妹に道化にされる狂った家庭がやたら面白かったが。何度読んでもあっという間に終わってしまう短編でちょうどよい時間つぶしになった。
 振り返ると戦史叢書が…家で半藤一利の「ノモンハンの夏」を読んでいるんだが、地図がないのでイマイチ飲み込めないのだ。満蒙のはないか?と探してみたが、誰かが荒らしてしまって司書の人も手がつけられないのか、添付地図が束になって放り出されていた。誰だーこんなことする奴はー!。
 まぁ、こんな時はGoogleMapか…と思って帰宅後検索したら履歴にノモンハンがあった。そうか、八月の砲声読んだ時に印刷したんだ、地図を。すっかり忘れていた。しかし改めて地図を見ると、こんな何にもないところでよくもまあ…。