引継ぎ終り?。

 前の職場に行った先輩への私の業務の引継ぎの大部分が一巡した。
 とりあえず、来月の月例業務からは私の作成したマニュアルと、電話サポートで対応してもらう事になるだろう。
 そのマニュアルの作成がなかなか進まない。昔から課内で共有資料とすべく書き溜めていたマニュアルがあってそちらを流用するつもりだったが、古過ぎて手直しが必要になっており、手直しするくらいなら結局最初から書き起こした方がまだマトモに読めるじゃないか…ということに途中で気が付いたのだった。
 さすがに来月までには届けないと…。
 
 で、こちらはこちらで困った事が起き始めている。入れ替わりに独りで向こうへ行った先輩と違い、こちらには長年先輩に鍛えられたD君という先任の若手職員がいる。
 私は先輩と協議の上、直接引継ぎを受けて先輩の業務量を増やすよりはD君について業務を手伝う事で仕事を覚える事にしたのだが…D君はシステム保守作業もデスクワークも、頼まれると私に割り振らず自分で抱えてしまいがち。
 特に係がシステム保守だけでなく別の業務も兼務する事になってからは、最初に依頼された業務の途中に別件が割り込み、それを処理中にまた別件が発生し…と業務スタックが膨大になって、D君の繁忙に拍車をかけてしまう。
 D君の業務が停滞するのと私も仕事を覚えられないので、デスクで業務の山を眺めて考え込むD君にとりあえず溜まってる分を分けてくれるよう言うのだけど「あー、こんな仕事だったら自分がやりますよ、gungunmeteoさんは引継ぎ大変そうだし…」
 むしろ引継ぎは私が時間外にやればいい事だから、と思うのだが。まぁD君にすれば、先輩が彼にとって最初の上司だったから、先輩に対しての遠慮、気遣いもあるのかも知れないな。
 それに、従来、先輩とD君の間の業務分担が曖昧だったことと、結局私が今の課の本来業務においては年次の割に新人同然の知識しかないことも、D君から見た場合にどの仕事を私に振るべきか、迷う一因になっている?
 とりあえずぶっ壊れたマシン2台の復旧を依頼されていたので、作業を引き取って実施。そんな話なら、簡単だ。そんな話ならね。
 今日は応接でちょっと失敗。ああ、アホだな自分…。