怠惰。

 実に有意義に時間を浪費した一日だった。午前中一杯糸の切れた操り人形のごとく眠り続け、目が覚めてからも特に出かける事もなくただただ時が過ぎるのを待つだけという、40代50代の自分が振り返ってみると釘バットで滅多打ちにしたくなること間違いなしの怠惰な一日。
 とはいうものの本当に何もしなかったわけでもない。知人と何通か携帯メールを撃ち合い、ブリットの車体下面のクリーニングをして、デッキに置いてある荷物の整理もしたっけか。
 でもとてもじゃないが10時間もかけてやる事じゃないよな。