食事会。

 今日も職場内のくだらない障害に駆け回る一日だった。
 とあるバッチ端末の障害で原因を突き止めたら実に些細なことが原因で、このために何時間残業(当然サービス)する事になったのかとガックリ。
 またある大型プリンタについて、保守業者に1ヶ月前に修理対応を依頼していたのに未だ放置されている事も判明。部品が払底しているとの返答だったが、予備機を出してでも対応するよう要望。
 昨年のシステム入れ替えで大量に導入された某社製インクジェットプリンタで紙詰まりが多発。元々導入コスト削減のために恐ろしく低価格なモデルを選定されていたが(1台8000円)同社の一般家庭向けプリンタからは想像もできない低性能。安かろう悪かろうを証明する一品だ。

 早めのGWで、何年かぶりに友人が帰省したので食事会となった。
 昨日から数えて何と10連休だとか。実際にはこうして実家で寝て過ごせば10日間などあっという間だろうが。
 彼は今の職に就くまで無職の期間が長かったせいで、こういう長期の休みが「不安なのだ」と言う。何もする事がなく、ひたすら人生の将来に対する不安を持て余して過ごした数年間を思い出して、ふと強い焦燥感に駆られる事があると。
 彼がその数年間に積んできた自己研鑽は、全てその焦燥感・不安感に対する防御であり攻撃であったのだろうか。
 その戦闘に彼は勝利し、結果として中小企業ではあるが直接経営に携わるポジションを得た。
 私にも不安がないわけではない。ただ、彼が感じた不安に比べればきっと大した事はないのだろう。