1年ぶりの。

 既に夕刻遅く。この後しばらく家電店やPCショップなど徘徊した後、帰路の時間もあるので帰宅しようかと思っていたところ、F氏が湯涌温泉で何かイベントがあるらしい…と言い出した。湯涌といえば花咲くいろはだが、こんな時間からイベントなんて…いや、ぼんぼり祭りの点灯式かも?今年もやるのか?とIS02で調べると、本当に点灯式らしい。(日中は主題歌のミニライブがあったらしい)
 というわけでブリットで湯涌へ。しかしいかに去年あれだけ(エントリ参照)動員できたイベントとはいえもう1年も前の作品。粗製濫造が激しく作品の寿命が昔に比べて極端に短くなっている感もある最近のアニメばかりの中で、2年続けて同一イベントで果たして人が集まるのだろうか?。
 そういう疑問は湯涌に近づくにつれ、この夜更けに同じ方向に向かって走る車の多さで晴れてきた。現地に着いてみると入り口の喜船商店あたりから既にそれっぽい人々で溢れている。すげー。なぜか喜船商店で「ウンコ!ウンコいかがっすかー」と客引きしている少年はもっとすごいが。
 ちょうどイベント開始直前に会場に入った。F氏はこのタイミングを見計らって俺に話を切り出したのか。この男やるな…。


 例によって温泉街の観光組合長と金沢市長の挨拶で始まった点灯式にはざっと数百人ほどが集まっていた。去年のぼんぼり祭りの模様もスクリーンで流される。去年に比べれば人出はさすがに減ったが、これだけ集まれば上出来だろう。しかも「いかにもなヲタ」をほとんど見かけない。ヲタ人種もスタイルが洗練されてきたのか。
 点灯式が終わって、限定品のいろはラベルの柚子サイダーを買おうか迷いながら見送り温泉街を歩いていると、作品の温泉旅館のモデルとなった旅館の駐車場は痛車であふれかえっていた。