味のわからない男。
北陸ラーメン博に行った。
テレビCMを見てものすごく行きたかったが、実際に行ってみると自分で食べられる量には限界があって、とても食べ比べなどできたものではなかった。20代の頃なら話は違ったと思うのだが。
東京の「つけめんTETSU」のつけ麺。
麺は太麺でスープは濃厚。
困ったことに受け取って食べる頃には麺が冷めてしまった。こってり油で熱さを保ったスープとの違和感が強く感じられてしまうが、麺さえ冷めなければ美味いと思う。
もうひとつ、富山の「一味吾喰」。
うーん、おいしくない。
スープは濃厚なのだが麺と全く絡まないので味が感じられない。麺だけすすっても味気なく、スープは逆に飲むのがつらいほど濃過ぎる。麺とスープをどうやって常に同時に食べ続けるか。その方法を編み出す必要があったが食べきる前には見つけられなかった。
今回一番の収穫だったのは、会場出口付近に無造作に置かれていた「タニコー業務用厨房機器総合カタログ2010版」。
「お好み焼きテーブル(電気式)」なんか家にあったら楽しそうだ。
起動した瞬間にブレーカ落ちるだろうがな。