ワンセグチューナー。

 ARIONというメーカーが出している車載用ワンセグチューナーDB-200Jを購入したのでブリットに取り付けた。
 少し前に、純正TVチューナーから映像を分岐して取り出すハーネスも購入していたので併せて作業。
 ワンセグチューナの配置を考えたが、車内に置く場所はないのでリアデッキの化粧板の下に隠す場所を探してみた。リアシート直後の化粧板を外したすぐ下にうまい具合に結構な容量の空間があったのでそこへ置く事に。
 リアデッキ内のDCソケットから分配器を経由して電源を引き、マグネット固定式の専用アンテナはとりあえず真上にかかるセパレーションネットの金属フレームに貼っておく。
 DB-200J本体からの出力は、以前取り付けていた純正TVチューナ外部入力コネクタへ入れる事にしたものの、純正TVチューナ側の入力コネクタは映像も音声もマイクロピンジャックだったため適合するケーブルを用意するのが面倒だった。結局ケーブルはRCAコネクタとマイクロピンジャックを買って自作。
 今までこの外部入力コネクタはmp3プレイヤーを接続するために車内のセンターコンソールまで引き込んでいた。DB-200JにはRCA入力2系統があるので、mp3プレイヤーはこっちに接続して聴く事にして、外部入力コネクタはDB-200Jと同じ空間まで後退させた。ゴツいケーブルが車内で目障りだったのでちょうどいい。
 DB-200Jからのリモコン受信部をどこにどうやって設置するか?一般的には両面テープで車内のどこかに貼るんだろうが、跡が残る取り付け方は嫌いなんだよな…。
 ひとまず仮設置後、受信テスト…と行きたかったが、実は地元はまだ放送してない。なので40分ほどドライブして放送中の地域へ出向く事に。
 電源投入すると自動的にチャンネルスキャンが始まる。困った事に完了まで毎回1分ほどかかってしまう。ACCオンと同時に自動的に電源が入るのならあまり気にならないのだろうが…。
 1チャンネルだけ受信できたので画質も確認。母親の車に取り付けたSANYOのナビで前に見た事があったのでワンセグ自体は画質を期待するものでないことは知っていたが、それはワンセグ放送の仕組みの問題なのでどうしようもない。DB-200Jでは、少なくともブリット標準のEMV上で見る限り、おおよそ画質で悪いと感じる点はない。
 問題なのは受信自体の不安定な点。アンテナの設置が適当なせいかも知れないが、ショッピングセンターの広大な駐車場に停車していても長時間途切れず視聴することができなかったし、さらに低速でも走行し出すともう全く受信できないことが分かった。
 原因はアンテナだろうか?帰宅してからWEB検索してみると、DB-200Jのアンテナコネクタで他社製アンテナを使用可能にする変換コネクタを製作販売している人を見つけた。そう言ったものの需要があるということは、やはりアンテナに弱点があるのだろうか。
 アンテナは本来車外の高い位置に設置すべきだろうが、車体にモノを貼ることに抵抗があるし、モノを眺める限り耐候性があるようには見えない。リアデッキ内でウィンドウぎりぎりに置ける場所を検討してみよう。