新PC納入。

 正月元旦に注文していたLenovoThinkPad Z60が到着。実は他人様の代理購入なのだが、非IBM製というのがどれほどのものなのか気になり、開封して調べてみた。
 なぜか異様に梱包が小さい。Z60はワイド液晶タイプなので通常より大きいと思っていたのだが。
 噂に聞いていたような「液晶パネルにシナ人の指紋がベタベタ」はなくて安心した。
 付属品を確認しようとして、梱包の小ささに納得がいった。何も入っていない。
 いや、標準添付のバッテリ、ACアダプタ、ウルトラスリムベイ用ダミードライブ、薄いマニュアルとプリインストールのMS-Officeの媒体が付いている。しかし昔のような(といっても私が最後に自腹購入したのはT30だからそれほど…)拡張保証の説明書、付属光学ドライブの別シュリンク等が見当たらない。光学ドライブは本体にマウントされた状態だった。説明書については探すと見つかったが、かつてのように親切な内容ではなくて1枚っきれの紹介文に過ぎなかった。
 本体を保護するための緩衝材が少なく安っぽい材質だった。もちろん緩衝材としての質に何の問題はないとは思うが…。
 さて本体の方は、手に持ってみると軽いが質感が従来のThinkPadより劣るものだ。機能的なものを見る限り、PCカードスロットが1枚だけとなり、代わりにSDカード等流行のフラッシュメモリ用スロットが別位置に追加されている。X40の時に思ったのだが、デジカメ運用への配慮ならなぜアダプタで他対応可能なCFスロットにしないのだろうか。
 TrackPointのボタンが従来と違い、赤・青の色分けがなくなって、しかも一回り小さくなっている。クリックした感触はこれまでどおりだが、逆に言えばやはりボタン下のラバードームが劣化するということだ。しかもLenovoに変わってから、部品センターでもそのような細かい部品の個別発注ができなくなっているという話があるので厄介だ。ラバードームは3つで数百円しない消耗品だが、キーボードは2〜3万円。
 本当ならこのままセットアップまで行きたいところだが、この辺は本来の持ち主の仕事なのでやめておく。
 今年の春、Yonahに併せていっせいにシリーズがモデルチェンジするだろう。その時には、今までのThinkPadらしさがさらに失われるのかもしれない。
 私のX20も陳腐化がはっきりしてきたので代替機が欲しいと思っているのだが、果たして今が買い換え時だろうか。