遭遇。

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 翌朝。
 朝食会場の喫茶店で顔を合わせた妻は、今日の目的地を戸隠神社に決めたと通告してきた。
 どういう場所なのかレクチャーはない。
 自分で調べる気も起きなかった。

 妻がしばらくブリットを走らせる。
 その間俺は眠っていたようで、どれだけ走ったのかよく分からないまま気がつくと既に午後で、ブリットは戸隠神社の駐車場に入っていた。
 ここでようやく、神社での行動予定が明らかにされた。
 この奥社駐車場より山中に入り、この戸隠神社の奥社と呼ばれるポイントを目指して歩く。奥社を参拝した後、往路とはコースを変えて大きく迂回し「鏡池」と呼ばれる風光明媚なスポットを経由して戻るという。
 観光案内によれば所要時間は往復2時間ほどになるようだ。
 山中は肌寒い。俺は擦り切れかけたミリタリージャケットを羽織り、24-70mm F2.8を着けたSIGMA SD1mをぶら下げて歩き出した。6Dは先週I君に貸し出している。
 
 奥社へ続く、深い山中を切り開いて作られた広く果てしなく長い参道。その両脇は樹齢が数百年は下らない巨大な杉の並木道だった。
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 いや、並木道という表現はあまり似つかわしくない。不思議の国のアリス症候群を発症したまま山中を歩いているようだ。
 平時はこの参道にも行列ができる程の人手らしいが、このご時世もあって行き交う参拝客は混雑というほどには足りない印象だった。
 先程まで視程内にいたはずの妻は姿を消していたが気にしなかった。どうせ奥社なる場所に着けば合流できるのだろう。その目論見は当たり、参道の最奥で石段を登りつめた先の社殿で他の参拝客たちに混じる妻を発見したが、間もなく再び見失った。
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 電話してみるが「おかけになった電話はパケット通信中か、電波の届かないところにある…」とアナウンスが繰り返されるだけだ。手元のBBKEY2もiPhoneXSも電波感度は最低の状態だった。
 
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 俺は先行した妻を追跡して、次の目標とされる鏡池へと続く山道に分け入った。参道とは打って変わって砂利すら敷かれず、ぬかるみには木の板が渡してあるだけ、それもところどころ腐食して大穴が開いたままの獣道だ。
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 そこら中に「クマに注意」と看板が掲示されている。遭遇した際の連絡先も記載された看板もあった。巨大な広葉樹で陽の光は遮られ薄暗いこの獣道の両脇は熊笹が生い茂り、ほんの100mほど離れると、参道を歩く参拝客の声も全く聞こえなくなった。
 前方からも人の気配はしない。少し方向を間違えれば本当に迷いそうな森だ。
 ふざけてクマ注意の看板を撮影し遭難したなどと友達に送信したりして反応を見て遊んでいたが、それもすぐに飽きる。
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 確かに、クマが爪とぎをしたと思しき切り株も目にする。
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 しばらく道なりに前進する。時折枝葉や熊笹のさざめきが湧き上がり、あるいは唐突に栃の実がドサリと落ちて、その都度足を止める。クマ避けの鈴など持ってくるべきだったか。
 BBKEY2でGoogleマップを開き現在地を確認しようとするが、通信状況が悪くなかなか表示されない。やっと表示されたマップ上では目的地の鏡池へは1kmの位置まで来ていた。鏡池には大きめの土産物店があるようなのでこのまま進むことにした。
 ほぼ中間地点で小さな祠が現れた。この辺りでようやくトレッキング中の男性や他の参拝客の女性とも行き違い、わずかに心強い。
 やがて小川を渡り丘を登ると遠くからかすかに若い女性達の話し声が聞こえはじめ、その方向へ歩き続けると一気に視界が広がった。
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 ここが鏡池だ。
 ちょうど切り開かれて小さな公園になっている辺りにかつての谷があり、そこを堤防で塞いで貯水している農業用溜池のようだ。
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 少し風が出ていたが湖面にあまり波が立たず、対岸に聳える戸隠山の岩肌むき出しの荒れた峰が明瞭に映り込んでいた。あいにく今日は峰も低い雲に隠れがちだったが、その様子も日本というよりは熱帯雨林の山中のようで、肌寒さが不思議に感じられるほどだ。

 歩き疲れた俺はしばらく湖畔に佇み、その光景を眺めていた。
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 他に観光客も10人ほどいただろうか。
 そのうち妻を探すことを思い出したが、この広場にはいないようだ。
 湖畔に立つロッジ風の土産物店の中も覗いてみたが姿はない。この土産物店にはいくつかに分かれた広い駐車場があり、観光客の車が何台も停まっている。
 …そもそも車で乗り付けられるなら、あんな道を無理に歩いてくる必要はなかったではないか。
 電話も相変わらず繋がらない。
 時計を見るともう15時だった。参道の分岐からだけでもここまで30分程度歩いたことになるが、その間に迷いそうな目立った分岐は見かけなかった。とすると、妻は最初からこちらには来ていないか、さらにこの湖畔を取り囲む形で伸びる散歩道に入ったかもしれない。
 相手のデータ通信がどこかで復旧するタイミングがあるだろうと、LINEとSMSで現在地を伝えてしばらく待機することにした。
 土産物店の二階では地元の写真クラブが作品展を開いていた。二階だとやや電波状況もマシだったので、作品展を見物しながら返信を待った。
 ふと気が付くと更に40分ほど経過していた。2台のスマートフォンのどちらにも何の連絡も入っていない。土産物店のWi-Fiに接続したりデータ通信回線も接続したり切れたりを繰り返したせいで正常に動作していないのではと疑い、念の為どちらも再起動してみた。
 BBKEY2の方が再起動し終わった直後、SMSにメッセージが届いた。発信時刻は20分前で「駐車場にいる」「しねばかやろう」の2通だけだった。
 「しねばかやろう」は恐らく通信もしくは思考ノイズであり考慮の必要はない。しかし「駐車場」とは…。ブリットを停めた駐車場はスタート地点であり、元の参道をそのまま戻る必要がある。
 鏡池を目的地に指定したのは妻自身なので、恐らくこの店の駐車場を指しているのだろうと考え、疲れ切った足で店の全ての駐車場を回ったものの妻はいなかった。
 Googleマップで位置関係を再確認した。今いる土産物店の付近にある駐車場は、どれも元々申し合わせていた経路から外れていた。そもそも、ブリットを停めた駐車場もここからは3km、徒歩で40分の位置にある。車道が通じているのだから、もし妻がブリットの側にいるなら迎えに来てもらう方が早い。
 本当に最初の駐車場に戻ったのか、それともどこか未知の駐車場なのか。その具体的位置を知らせるよう返信したが、それっきり妻からの連絡は途絶えた。
 
 となれば、後は歩いて戻るしかないというわけだ。
 湖畔から元の駐車場までは少し標高差がある。このひたすら上り坂が続く車道もまた見渡す限り、両脇を鬱蒼とした木々と熊笹に覆われていた。
 わずかに観光客の車が通過するだろう点だけは救いかもしれない。
 40分の無為な行進に気が遠くなりそうになる。ため息をついて歩き出した時、時刻は15:50を指していた。

 疲れた足を引きずるようにして車道を進んで、1km足らずを登ったところだった。
 期待に反して観光客はおろか車とも一台もすれ違っていない。
 その時俺はかなり腹を立てていた。例えばSD1mに重いバッテリーグリップを着けてきたこと、明るいが重い標準レンズと交換用の超広角レンズを入れるために長距離の運搬に不向きな小型バッグを選んでしまった自分の判断に対してであり、また人を山中に連れてきておきながら勝手に姿を消した妻にも腹が立っていた。
 だから注意力は散漫になっていた、と思う。

 手元の時計で16時を少し過ぎた頃。
 いくつ目かのゆるいカーブに差し掛かっていた。右手は尾根に続く森、左手は鏡池に続く背の高い熊笹の暗い茂みだ。
 茂みは決して静かではない。枝が風に揺れる音、落ち葉の降り積もる音、木の実が落ちる音、小動物が走る音。それらが止むことなく聞こえている。
 しかし、その瞬間に真近で聞こえた音は明らかに異質だった。

 イノシシではなかった。あの細い蹄を突き刺して歩くような硬い音とは違う、幅広の手のひらと自重に任せ力ずくで枯れ枝を押し分けるような奇妙な音が左手の笹薮からかなりの速さで近づいてくる。
 トレッキング客でもない。人の背丈なら頭はとっくに見えているだろう。
 危険だとはすぐに理解した。
 その音の主は唐突に俺の目の前に、距離にしてたった3m先の路上に現れた。
 
 最初に見えたのは意外に丸く長い耳だった。そしてまさに熊笹を押し分けてきた太い前足が路上に伸び出してきた。鉤爪がアスファルトに触れて弾けるような音を立てた。
 続けて顔を覗かせたそいつはこんな道路なぞ何でもないという様子で、熊笹の生え際から進む先を見通そうとするように、あるいは熊笹の中での息苦しさに飽き飽きしたとでも言うように、上半身を持ち上げた。
 白というよりはやや茶色ばんだ毛が、両肩と胸をつなぐように生えている。それ以外の部分は、頭部の眼を除き全く光を反射しない漆黒、まるで森に突然空いた穴とでも言えばいいだろうか。
 立ち上ると、頭まで1.0m~1.2m程あるように見えた。
 ツキノワグマだった。

 望遠レンズで眺める程度の距離なら物珍しさに観察の余裕もあっただろうが、わずか2、3歩の至近距離で遭遇するとは。

 前方にも背後にも、俺の声の届く距離に人はいない。電話は先程散々試したとおり通じない。
 土産物店に引き返すにも、こんな長距離を走り続けられる自信はない。それに走って逃げれば逆に追われると聞いた覚えもある。
 このまま後ずさって距離を離すことにした。
 その俺の最初の一歩の足音で、相手も俺の存在に気が付いた。
 頭部がこちらを向いた。鼻先を先端に奇妙なくらい円錐形をした顔。その中のひどく小さい両眼が一瞬こちらを見つめてきた。
 何十分の1秒か、お互いに視線が合った。
 
 次の瞬間、相手は文字通り弾かれたようなとてつもない速さで振り返ると一瞬で熊笹の茂みに飛び込んで、力ずくで茂みを破って離れていった。黒い残像が残ったように見え、引きちぎられた熊笹が何本か宙を舞い、破片が風に吹かれて俺の顔に当たった。
 相手が逃げてくれたなら幸運だ。
 しかし熊笹を引きずりへし折る力強い音はぴたりと止まった。相手はどうやら数m奥まで進んで立ち止まり、こちらの様子を覗っているようだ。
 むしろ通り抜けて先に進むべきだろうかと迷ったが、距離を詰めて相手に飛び掛かられると逃げようがない。
 通報のためKEY2上でマップに現在地をマークして、こちらも背中を見せないように元来た道を戻り始める。相手を刺激しないよう、ゆっくり歩く。追われていないことを確認しながら静かにその場を離れた。
 カーブの向こうに熊笹の茂みが消えるまで、あの2つの丸い耳だけが時折震えながらこちらを向いていた。

 下り坂だとあっという間に湖畔にたどり着く。
 その湖畔では新たにやってきた家族連れや女性グループがまだ10人ほど散策している。
 そいつらの目の前の藪の中にクマがいる。
 手を振って知らせようとしたが、皆湖の景色に見とれていて気付かない。叫ぼうとして、喉が渇ききって声が出ないことに気づく。
 そのまま土産物屋に駆け込んだが、店内に人影はなかった。
 奥にレストランがあったので入ると女性店員が給仕をしているのを見つけた。その店員が新しい客と見て席を案内しに来てくれたので、クマに遭遇したこと、まだ近い場所にいるのでしかるべきところへ連絡してほしいと頼んだ。
 女性店員は「えっクマですか?そういう話があったら連絡することになっていますから」とは言ったものの「こわーい!飛び掛かってこなかったですか?」と、ちょっと拍子抜けするくらい明るい様子で聞いてくると、返事も待たずに先に入っていた客へコーヒーの給仕に行ってしまった。
 この辺だとクマなど珍しくもないということか。
 俺はその店員が通報してくれるものと思い、自分は妻への繋がらない連絡を試行し続けた。間もなく妻に直接連絡する代わりにブリットがある駐車場の管理事務所に連絡して妻を呼び出してもらうことを思い付き、改めて女性店員に声を掛けた。
 その時俺はその店員が日本語がある程度話せる外国人だということに気が付いた。
 「急に出てきてびっくりしたよね」と気遣ってはくれるが、マップで遭遇位置を教えても、クマが観光客の近くにいることが伝わらないようで、また一向に警察なりへ通報する様子がない。
 …まぁ、これがこの辺のクマに慣れた人の流儀なのだろうと納得して、通報については店員に委ねて俺自身の安全な帰宅に集中することにした。
 妻宛にLINEとSMSで帰路上にクマがいて徒歩で戻れなくなっていること、メッセージを読めたら近くの何らかの施設等のスタッフへ事情を伝えて迎えに来てくれるようメッセージを送った。入れ違いに、妻と知らない何者かの携帯電話からの着信履歴が通知されたが、もちろん掛け直しは不通だった。
 先程おふざけでメッセージを送信していた友人達に本当にクマに遭遇したことを伝えたところ、初めはまだふざけていると適当にあしらっていた友人達も心配してくれ、必要なら管轄の警察か役所に連絡してくれるという。こちらで状況が改善しなければ連絡を頼むことにした。
 そんなやり取りをしていると、この店の責任者らしき男性と他の女性店員達が姿を見せた。閉店時刻のため店じまい作業にやってきたらしい。
 この店員達に駐車場の連絡先を尋ねたが「そこは電話がない駐車場だから連絡できないですよ」とのこと。
 注文もせずにいる俺をいぶがしげに見る男性店員だったが、先程の外国人店員から「この人がクマ見たんですって」と聞かされると、後から来た女性店員達は「えっヤバい!どこでですか!?」と尋ねて来た。再度マップを見せて状況を説明するとぎょっとした表情だったが、先の女性店員が通報を済ませたものと思い込んだようで、やはりどこにも連絡を取るような様子はなかった。
 もういい。俺の安全さえ確保できればそれで。俺は言うべきことは言った。
 それにそもそもこの店はクマからの避難所でも救護所でもない。何かあれば、連絡すべき先はまた別の公的機関なのだから。

 若い女性店員が店の電話を貸してくれたので、改めて妻へ連絡を試みたがやはり繋がらない。思わず毒づくと、男性店員が「タクシーで駐車場に向かえばいいんじゃない?」と助け舟を出してくれた。指示された最寄りのタクシー会社に連絡したところ、すぐ配車してもらえることになった。
 片付けに追われる店員達にお礼を述べて店の外で20分程待つと、先程の坂道をタクシーが降りて来た。乗車して行きたい駐車場のおおよその位置を伝えると、タクシーはUターンして坂道へ戻り登り始めた。
 ドライバーにクマはどこに出たかと聞かれ、あのカーブに差し掛ったので「この辺だったんです」と伝えると「もしかしてお客さん本気でここから独りで歩いて行くつもりだったの?」と驚かれた。
 タクシー代は都合4km少しで2,000円程だった。駐車場で降ろしてもらうと、ブリット以外の観光客の車は殆どいなくなっていたが、妻の姿は見当たらなかった。
 管理事務所らしき建物にも人影はない。では一体妻はどこへ消えたのか。
 俺より先に妻がクマに遭遇した可能性もあるが、こうも連絡手段が絶たれていてはどうすることもできない。念の為、16時30分までに何の連絡もなければ地元の警察署に捜索願を出すとメッセージを送信して、それまでブリットで待機することにした。
 
 ムーンルーフを開け、雨の降りそうな暗い夕方の空を見上げて休んでいると、駐車場の向こうから妻が現れた。
 仏頂面だ。
 妻は俺を置いて先に進んだ後、予定していたコースの入り口にクマ出没を知らせる看板があったため怖くなって気が変わり、そのまま元の駐車場に戻っていた。その際少しの間は俺を待っていたらしいが、なぜか鏡池への散策路との分岐点を過ぎた場所だった。
 連絡が途絶えた原因も妻のスマートフォンのバッテリー切れだったこと判明した。いつも一度充電すれば3日は持つので、昨夜のホテルでも今日の往路の車内でも充電しなかったという。
 3日持つと言ってもその頃には残量20%以下でまともに使えない状況だ。今日の立ち回り先でGPSや行き先の情報検索に使い倒したのと、通過経路が全て山間部で電波強度が低くハンドオーバーが続き極端にバッテリーを消耗していたので致命傷となったと思われる。妻は普段スマートフォンで通信を伴うような操作をほとんどしない上、バッテリー充電も残量警告が出てから慌てて行うような雑な運用だったのが仇となった。
 スマートフォンが起動すらしなくなった時点でその時はまだ駐車場にいた管理人に充電を頼み、また管理人が所持していた携帯電話で一度発信していたという。後で着信履歴に表示された不明な番号はこれだったと思われる。

 俺が出くわした状況を伝える前に、妻になぜ仏頂面なのか尋ねた。どうせ理由は分かっていたが。
 案の定、俺がはぐれたからだと妻は言った。自分が俺を置き去りにし、しかも自分がスマホのバッテリーを切らして連絡がつかない状況を作り出し、更に自分が先に宣言していた行き先を勝手に変更して合流の可能性を積極的に放棄していたのに、それでもその原因は「俺がはぐれたから」なのだそうだ。それで俺に「しねばかやろう」を送りつけたというわけだ。何たる身勝手か。
 苛立ちを抑えて俺の身に起きたことを伝えたが取り合わなかった。自分自身がクマを恐れて予定を変更したくせに、俺の話はカメラを持っていた俺なら必ず撮るはずの証拠写真がないから信じられないらしい。
 それどころか、一方的に待たされて腹が立ち、こんなに苛立つなら離婚すればいいとすら考えたという。
 ここで初めて、俺から送信したSMSやLINEメッセージを妻が全く見ていなかったことが判明した。

 今回の反省点。
・もはや奥山のトレッキングに近い状況であり、ブリットに常備している2台の特定省電力無線機を持参すべきだった。
スマートフォンでは相手の通信環境が安定していることを前提にした音声通話ではなく、短時間でも通信が回復すれば送受信が可能なメール、SMSもしくはSNSを優先して使用すべき。むしろ音声通話こそ補助手段に過ぎない。
・旅行先では通信端末を常時充電しておく。
・というか妻とは二度と外出しない。